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Exhibition

【biscuit gallery Curator Projects】第1弾企画〜松江李穂キュレーション 菊谷達史・前田春日美 2人展

この度、biscuit galleryでは、若手キュレーターの活動支援企画「biscuit gallery Curator Projects」第1弾として、松江李穂キュレーションによる菊谷達史・前田春日美 2人展「影をしたためる」を開催致します。会期は2022年9月8日より、biscuit gallery3フロアにて開催予定です。

biscuit galleryはこれまで、積極的に若手作家を起用した企画展を行って参りましたが、本企画「biscuit gallery Curator Projects」では、若手キュレーターを起用し、自由で実験的な展覧会の実現をサポートし、企画展の開催協力を推進して参ります。

第1回目のキュレーターは、東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科アートプロデュース専攻修士課程に在籍する松江李穂です。

松江李穂 Riho Matsue


この度、biscuit galleryにて菊谷達史と前田春日美による2人展「影をしたためる」を開催する。
「影」の存在は昔から、文字通り私たちの傍に横たわって人々の想像力を駆り立ててきた。例えば大プリニウスの『博物誌』に記されたギリシアの伝説では、コリントスの乙女が、ランプの明かりに照らされた別れゆく恋人の影の輪郭をなぞって壁に残したことが絵画の根源と伝えられている。あるいは、ドッペルゲンガー(影法師)のように自分自身の分身として数多くの物語に登場してきた。光に対置される暗い影は、心理的にネガティブなものとして捉えられることも多い。しかし本展では、実体を持つ全てのものに寄り添い、異なる次元に姿を現す影の性質を拾い上げ、作家それぞれの制作に対するスタンスや表現方法に重ね合わせてみたい。
例えば、iPhone上に残された身近な記録写真や映像をもとに、ポップアートや近代洋画、イラストレーションを混合させたようなシュルレアリスティックな平面作品やアニメーションを制作してきた菊谷は、絵画史の影に自身の制作を位置づけると共に、記録や実体のないイメージという、現実世界の「影」としての絵画表現を飄然と引き受けている。一方、前田は身体に対する不全感や不満を、鏡やプロジェクターを用いてたびたび表現してきた。自身の身体を平面上に投影し、その輪郭や存在の痕跡を再び実体のある立体作品へと変換する彼女の制作方法は、身体のギャップを受け入れ、不全感と共存する方法を模索しようとする試みの一つといえる。
「影をしたためる」こと、それはそこに何か、誰か、あるいは自分自身がいたことの覚え書きだ。何もかもが足早に過ぎ去っていく現在の中で、⾜元の影を⾒つめ世界との関係の中に⾃⼰の置き所を探り続ける2⼈の試みもまた、影のように私たちの想像を掻き⽴てていくものになるだろう。

「影をしたためる」キュレーター 松江 李穂

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影をしたためる One note on the shadow.

松江 李穂

もう何年も前に、なにかの集まりに誘われて全く他人の家に遊びに行ったことがあった。部屋のテーブルの中心には満開に咲いた桜の小枝が瓶に刺して置かれていて、私がそれを写真に収めようとiPhoneを取り出すと、部屋に集まった一人に「誰かがどこかで勝手に折ってきた(違法な)ものかもしれないから、花を撮るのはやめてくれ。」と止められた。話しかけてきたその人のことも、その日出会った人の顔も名前ももうほとんど思い出せないけれど、そういう理由で代わりに写した桜の小枝の影だけが、未だに私のiPhoneの写真フォルダの中に残っている。

「桜の小枝」は桜だが、「桜の小枝の影」は桜ではないと見做されたように、「影」は何かが実在すること/していたことは示すけれど、それそのものではない。そして、桜の小枝の特徴的な輪郭を曖昧に留めた影の写真は、想像をさらに駆り立てて、例えば「あの桜は実は造花だったのかもしれない。」とか、あるいは「本当は梅とか桃の花だったかもしれない。」などと思わせる。そういう意味で、やはり影は実在そのものからも浮遊している。

前置きが長くなってしまったが、「影をしたためる notes of shadows」というタイトル通り、この展覧会は美術作家の菊谷達史と前田春日美の2人の作品を「影」というテーマから照射するものである。

本展会場の1Fの空間を占めるのは菊谷の作品だ。彼は、iPhone上に残された身近な記録写真や映像をもとに虚実を織り交ぜながら、ポップアートや近代洋画、イラストレーションを混合させた平面作品やアニメーションを制作してきた。彼の作品の多くは、記録された景色や流通するイメージという、現実世界の二次的な副産物としての「影」をモチーフとしている。本展会場内の壁に並んだサムホールサイズの作品も、全てのタイトルに「エスキス」と付いていることから、別の作品のためのスケッチのような副次的な作品なのだとわかる。野営やランニングなど、それぞれ個別のテーマはあるものの、全て菊谷の過去の記憶や妄想などから着想を得て、思いつくまま即興的かつ連続的に制作されたものだ。また、人一倍目を引くLEDの作品《Lightning Dog(Jake)》は、文字通り発光する犬と人をモチーフにした作品であり、エスキスシリーズの作品内にも見られる犬の姿とも接続できる。

2Fの展示空間は前田の新作を中心に構成されている。彼女は自身の身体の物質性に対する不全感や不満を起点に、それらを確かめる振る舞いを記録した映像作品や立体作品などを制作してきた。展示室中央に並ぶ《The way to move a hill》は、前田の身体のサイズに合わせて作られたアームレストのような鉄製のツールとモニター、そして映像内で前田が行っている動きの順序を記した指示板で構成されたインスタレーション作品である。映像には前田がツールを用いて行ったパフォーマンスが記録されている。指示板に書かれた番号及び身体の各部位の名称は映像内の動きと対応しており、おおよそパフォーマンスの流れを想像することはできるが、接写で撮影された映像からは作家が実際どのように動いたのか確認することは難しい。画面にはただ、ツール上のクッション面と触れ合う肌のリアルな質感が映され、かつてそのツールに触れていた前田の存在を想起させつつも、不在の身体の部分的な生々しさが実際の身体との間に異なる印象を作り出している。展示室手前の《vis a vis》は、片方の手のひらで顔を隠す前田とそれを撮影するカメラが互いに動き合う映像作品である。この作品においても同様に、画面中央に映され続ける手のひらのイメージが段々とほどけて、前田の固有の身体を離れ、浮遊する影の様に別の何かに変容していくように見える。

それ以前にも、前田は自身の身体の物質性に対して様々な方法でアプローチしているが、過去作では、プロジェクターや鏡をたびたび用いている。3Fに展示された《遠い身体》は、自身の身体をプロジェクターでスクリーン上に投影し、そのスクリーンに四肢だけを貫通させた不自由な状態で、身体のズレた輪郭を粘度で埋めていく様子を映した映像作品だ。また、《壁で踊る#3》《壁で踊る#4》《壁で踊る#6》は、鏡に映した自身の身体の輪郭を右手・左手の両方使って2枚のアクリル板に描いて重ね合わせ、その線を石粉粘土に置き換えた作品である。両作品とも、彼女自身のぎこちない身体と実感との距離を測りながら、もう一度実感を取り戻していこうとするプロセスを見ることができる。前田が身体を思考するとき、そこには自身から遠ざけていこうとする軽さと、自身に引き寄せていこうとする重さが同時に存在しているのだ。

そして、3F奥に展示されているのは、菊谷の映像作品《ノードブックアニメーテッド1》である。この映像を見ると、1Fや3F手前にあった作品が全てアニメーションに登場する断片/部分なのだということに気付くだろう。菊谷のこうした作品の傾向は2012年に金沢で開催された菊谷の個展『FLAME REACTION』にも見られたものだ。当時の個展のレビュー執筆者であった若山は「(菊谷の作品は)背景(の世界)とモチーフ(の世界)を切り離すことで、まるでモチーフが浮遊したような独自の『世界』を文字通り『浮き彫り』にする」というコメントを寄せている。またその展評に用いられた「浮遊するイメージ」[1]という言葉を借りるならば、アニメーションの制作過程に使用されつつも、アニメーションから切り離された断片たち(エスキスやコマ撮り用パーツ、LED作品など)も、まさに「浮遊するイメージ」であり、影の性質に重なり合うものであると考えられる。そしてこのアニメーション自体が、作家のiPhoneに残された写真や記録、自身の思い出などの記憶や未経験のイメージをもとに様々な形態へとモンタージュしていくという作品である。ここにあるのは過去の残り香や未来の雨の予兆を嗅ぎとる犬たちのように、アナクロニスティックに時間を行き来する、そんな浮遊感ではないだろうか。

確かに哲学者プラトンはかつて、「縛られ壁を見つめる人々は、影だけを見てそれを実体だと思い込んでいる。」と言った。記録されたことや実体のないイメージ、それらの断片や痕跡が継ぎ接ぎされ、記憶の中でモンタージュし、それが現在の視点から物語のように見えたりする。歴史修正主義者のように、それだけを正しいものだと思い込んでしまうのはときに誤りかもしれない。けれど些細な過去の影や痕跡がふとした瞬間に私たちに実感を与え、想像力を駆り立てることは大いにある。私が菊谷や前田のように、自分自身の足元の「影をしたためて」おくような実践を考えるのは、誰もがいつかまたこの瞬間に戻って来ては、再び何かを考え直したり、やり直したりできるようにしてほしいからだ、とそう思っている。

私のiPhoneには今も一枚の桜の小枝の影の写真がある。

桜の花があったこと、それしか今は思い出せないのだけれど。

[1] 若山満大「浮遊するイメージ」
(reviews[菊谷達史個展『FLAME REACTION』/石川]、2012年)

 

【「biscuit gallery Curator Projects」概要】
若手キュレーターによる美術展企画の活動支援プロジェクト

キュレーター、展示作家にはキュレーション費用、展示費用、会場費用や運営、広報宣伝など、展覧会開催における、あらゆる面でサポートを行う継続的な取組です。
問い合わせ先:info@biscuitgallery.com

【WEB美術手帖掲載インタビュー記事】

https://bijutsutecho.com/magazine/interview/oil/26027

【開催概要】

菊谷達史・前田春日美 2人展
「影をしたためる notes of shadows」

会期 2022年9月8日(木)―9月25日(日)
会場 biscuit gallery
〒150-0046 東京都渋谷区松濤1丁目28−8 biscuitビル
企画:松江李穂
主催:株式会社biscuit

※最終日9月25日(日)15:00-18:00にクロージングパーティーを行います。是非お気軽にご参加ください。

〈キュレーター略歴〉
松江李穂
1994年 青森県生まれ
2019年 金沢美術工芸大学美術工芸学部美術科芸術学専攻 卒業
2020年〜 東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科アートプロデュース専攻修士課程在籍
2021年 埼玉県立近代美術館臨時的任用学芸員

〈作家略歴〉
菊谷達史
1989年 北海道稚内市生まれ
2011年 金沢美術工芸大学美術工芸学部美術科油画専攻卒業
2013年 金沢美術工芸大学大学院修士課程美術工芸研究科絵画専攻油画コース 修了

・近年の個展
2018年 「Play a role」 創治朗 (兵庫・伊丹)
2021年  「うつくしき動物たち」IN SITU(愛知・名古屋)
2022年  「ムービング・ピクチャー」石黒ビル地下(石川・金沢)
・近年の主なグループ展
2017年 「VOCA2017」上野の森美術館(東京・上野)
2019年 「The Optic nerve and The Devices」 CRISPY EGG Gallery(神奈川・淵野辺)
・その他
2019年 「3331 Art Fair 2019 ‒Various Collectors’ Prizes‒」3331 Arts Chiyoda(東京・外神田)
2020年 「ゲンロンカオス*ラウンジ新芸術校第5期最終選抜成果展『プレイルーム』」ゲンロンカフェ(東京・五反田)

《NOCTURNAL ANIMAL》(2022年)、映像(8分1秒)

《M市の散策者》2019年、 キャンバスに油彩、H1920×W1620mm

前田春日美
1991年 東京都出身
2017年 武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒業
2019年 武蔵野美術大学大学院造形研究科修士課程美術専攻彫刻コース修了
・近年の個展
2017年  「短い手」(「、むしろ例えてしまう」 大野陽生、前田春日美、大石一貴による連
続個展企画),mime 東京造形大学
・近年のグループ展
2019年  「D.A.AURA Residency Open Studio」D.A.Aura (光州, 韓国)
「WALLA オープン記念展示」,WALLA (東京)
「でんちゅうストラット 星をとる」小平市平櫛田中彫刻美術館 記念館 (東京)
「別人」 芸宿103 (石川)
「群馬青年ビエンナーレ2019」群馬県立近代美術館 (群馬)
2020年 「本のキリヌキ」瑞雲庵 (京都)
「WALLAby/ワラビー」銀座蔦屋書店 (東京)
2021年 「憑依する作法」小金井アートスポットシャトー2F (東京)
「ポリフォニックなプロセス+プレッシャー」はしっこ(東京)
・パフォーマンス
2022年 「やわらかい杖を置く」, WALLA (東京)

《遠い体》2019年、映像(9分12秒) 撮影:comuramai

《mark on water》2021年、ヴィデオインスタレーション/ドローイング 写真:柳場大

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Exhibition

岡田佑里奈 作品集「DREAM IN OUT」刊行記念展

このたび、biscuit galleryではマネジメント作家である岡田佑里奈の作品集「DREAM IN OUT」の刊行を記念し、特別展覧会を5日間限定で開催致します。 

「DREAM IN OUT」メインビジュアル

岡田佑里奈は、1995年兵庫県生まれの現代美術作家です。
写真を転写の技法によって平面化し、そこに現れたクラックに塗料を流し込むというプロセスを経過する岡田の作品は、写真と絵画の双方の工程を含みながらも、しかしそのどちらにも傾かず、それらはむしろ物体の強度と精緻さを手仕事によって丹念に突き詰めるという、どこか工芸的な性格を伴いながら新しい領域を示唆しています。
今最も注目される現代若手作家の一人です。

そんな岡田の2作目となる作品集「DREAM IN OUT」が、2022年7月1日に刊行されました(アートビートパブリッシャーズ出版)。biscuit galleryでは、これを記念した特別展覧会を、8月31日(水)〜9月4日(日)の5日間限定で開催いたします。
展覧会では作品集の展示に加え、岡田佑里奈の新作発表を予定しております。また、本展のために制作された作品集の特装版の展示販売も行われます。

岡田佑里奈作品集「DREAM IN OUT」

【岡田佑里奈作品集「DREAM IN OUT」】
発行元:アートビートパブリッシャーズ supported by FUJIXEROX
発行日:2022年7月1日発売
サイズ:318×236mm
価格:3,850円(税込)
ページ:84ページ

【岡⽥佑⾥奈作品集 サイン入り大判限定版「DREAM IN OUT」】
発行元:アートビートパブリッシャーズ supported by FUJIXEROX
発行日:2022年7月1日発売
サイズ:365×490mm
価格:8,800円(税込)
ページ:40ページ
エディション:30

【岡⽥佑⾥奈 SPECIAL BOX SET】
新作写真集「DREAM IN OUT」と「BLINDSPOT」(https://gpabp.official.ec/items/26202178)が収められた、エディション10限定の特装ボックスセット。10個の箱それぞれが異なる図柄をもつユニークピースとなります。作家サイン付きの証明書をお付けいたします。
ボックスサイズ:350×255×45mm
価格:143,000円(税込)

 

【「DREAM IN OUT」刊行記念特別展 開催概要】

岡田佑里奈「DREAM IN OUT」刊行記念特別展
会場:biscuit gallery 1階
会期:2022年8月31日(水)〜9月4日(日)
時間:13:00〜19:00(土日:12:00〜18:00)
入場:無料
主催:biscuit gallery
協力:G/P+abp

 

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Exhibition

後藤夢乃個展 「Nos sumus luna, Vmbra luceat」(私たちは月、光を放つための影)

 

この度、biscuit galleryでは後藤夢乃による個展「Nos sumus luna, Vmbra luceat」(私たちは月、光を放つための影)、を開催致します。

後藤夢乃は、2019年に女子美術大学を卒業後、2022年に東京藝術大学大学院美術研究科修士課程油画専攻第一研究室を修了した、新進気鋭の美術作家です。

後藤夢乃個展「Nos sumus luna, Vmbra luceat」(私たちは月、光を放つための影)メインビジュアル

後藤はこれまで、弾圧されながらも、負の感情に争い戦い続ける罪なき人々に光をあてた絵画作品を制作してきました。宗教的で幻想的な世界が展開されますが、それは「逃避としての幻想的世界ではな」く、作品を通して「人の痛さ、守ろうとしているもの、強さを感じてもらえたら嬉しい」と後藤は語ります。
物質感にこだわる後藤の作品は、平面作品でありながら深い奥行きと重厚感を持ちます。時には実際に釘をキャンバスに刺した作品も見られ、そのアイデアと手法は独特です。

【作家ステートメント】
現代では不浄とされている娼婦は古代では巫女として神聖視され、宗教儀式において神殿で売春を行ってきました。
性が俗のものとして捉えられる以前の話です。
日本でもかつて民間の巫女は歩き巫女と呼ばれ、各地へ赴き、踊りと性的奉仕を行ってきました。

古代、女性のみの力が子を産むとされていた為、その魔力は神聖視されていましたが、
その後すぐに子作りに男性が必要とわかり、女性は所有物として抑圧され、現代までつづいていきます。

特に娼婦は近代欧州で穢れの役割を担わされ、その他の人々が救済されるための犠牲となりました。

今展のテーマは“娼性”です。
ギャラリーの一階から三階に上がるにつれ、描かれた彼女たちはヴェールを、パンツを脱いでいき、胎内巡りや、生と死と復活の儀礼を再解釈するような展開をしていきます。

ストリップしていく彼女たちは七つのヴェールを脱いで地獄の門の前で一糸纏わぬ姿になるイシュタルの冥界下りの神話と重なります。

男性性の象徴としての弓矢を持ち白いパンツを脱ぐことで、痛みを代償に娼性を開き、世界に光を放つ役割を担う彼女たちの自己献身を描きます。

献身はケアをすることであり、人々の心を癒す、そこには性愛も必ずあり、弾圧される弱者の象徴として存在します。

展覧会のタイトルに、”私たちは月、光を放つための影“とあります。

月は女性性、太陽は男性性を象徴し、陰と陽を表しています。

月は太陽の光がないと地球では見えないけれど、月がないと海は産まれない。潮の満ち引きが生まれない。

世界は光と影、善と悪、天と地、生と死などの二極で語られることが多いですが、この境界を跨ぎ越えていくこと、曖昧にしていくこと、白と黒を混ざり合わせることこそが世界に調和をもたらすと考えています。

絵画自体も幻想的な世界を描きながら、鑑賞者を”あちら側”の世界に誘うのではなく、絵
画が”こちら側”の世界へ来ようとしていることを意識して制作しているため、凹凸のある物質感の強さや、地面を描き足場を作ることで私たちのいる今この世界とつながっていることを表しています。
私がこの世界に立って絵を描いていることの姿勢です。

光らない存在、闇を照らすことで影の輪郭を朧げに立ち上がらせる、
日陰にいるものたちに光を当て、同じように抑圧を抱えている人たちの浄化を起こすことが今展の目的です。

Nos sumus luna
A nocte complent te
Vmbra luceat

(私たちは月
あなたたちを引き立てるための夜
光を放つための影)

Volo effundere
Volo implere aquam
Aquam semina
Aqua in patera

Cum nubilum fit, bibimus et reponemus

(私たちは注ぎたい
水で満たしたい
種子に水を
器に水を
濁ってきたら、私たちが飲んで取り換える)

Dive per septem vela
Ad tergum speluncæ
Exspectamus aperire meretricem cum dolore dolorum

(7つのヴェールを潜って洞窟の奥へ
痛みを代償に娼性を開いた私たちが待っている)

棘マリアⅨ 縦44.5cm 横 28 cm 奥9.3cm

Black MariaⅩⅩⅣ 縦30.5cm 横22.5cm 奥 5cm

Ritual-luna decrescent 縦 121cm 横 46cm 奥行 6cm

 

本展ではbiscuit galleryの3フロアを使った大規模な個展です。

会期中には作家本人による「展覧会ガイドツアー」、「タロット占い」、「魔女対談」などのイベントも開催予定です。是非お楽しみにしてください。

特別プレビューイベント開催情報

2022年6月25日(土)開催

【企画① 】魔女・後藤夢乃による「タロット占い」と特別事前ビューイング
魔女・後藤夢乃がタロットカードを使い、参加者のご要望に応じてタロット占いを行います。

カード占いで出た絵柄を来場者の目の前で描く「タロットカードドローイング(サイン入り)」をプレゼント致します。また、いち早く展覧会をご覧頂くことが出来ます。

参加人数:合計4名様
所要時間(1人) :20〜30分
開催日 2022年6月25日(土)

時間:13時〜14時の回(2名)15時〜16時の回(2名)※合計4名様限定
会費:8,800円(税込) ※完売

プレゼント:タロットカードドローイング(サイン入り)
備考:占いの模様はSNSや展覧会サイトなどで配信される場合がございます。
※お申し込み方法はbiscuit galleryのメールマガジンにて告知いたします。

【企画② 】後藤夢乃本人による展覧会ガイドツアー
作家本人である後藤夢乃が、展覧会をガイドいたします(biscuit gallery 1F-3F)。
参加者は作家による展覧会のガイドをお聴きいただきながら鑑賞頂けます。※一部、会場が暗くなる場所がございますので、あらかじめご了承ください。
また、皆さまからの質疑にお答えする時間も予定しております。お帰りには「オリジナルドローイング(サイン入り)」をプレゼントさせて頂きます。

参加人数:合計10名様
所領時間:約1時間(質疑応答含む)
開催日 2022年6月25日(土)

時間:17時〜18時 ※終了時間は前後する可能性がございます。
会費:5,500円 (税込)※完売
​プレゼント:オリジナルドローイング(サイン入り)
備考:ガイドツアーの模様はSNSや展覧会サイトなどで配信される場合がございます。
※お申し込み方法はbiscuit galleryのメールマガジンにて告知いたします。

 

アーティストプロフィール

後藤夢乃 | Yumeno Goto

1996年東京都生まれ。2019年女子美術大学卒業。22年東京藝術大学大学院美術研究科修士課程油画専攻第一研究室修了。

主な受賞歴に、卒業制作女子美術大学美術館奨励賞(2019)、加藤成之記念賞(総代)(2019)、O氏記念賞(2019)、第55回神奈川県美術展準大賞(2019)など。

開催概要

後藤夢乃 個展
「Nos sumus luna, Vmbra luceat」(私たちは月、光を放つための影)

会場:biscuit gallery
会期:2022年6月26日(日)〜7月10日(日)
時間:13:00〜19:00(土日:12:00〜18:00)※月〜水休
入場:無料
主催:biscuit gallery

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Exhibition

長島伊織(Iori Nagashima)個展「ノンフィクション・イメージ」

この度、biscuit galleryでは5/26(木)から現代美術作家、長島伊織による個展「ノンフィクション・イメージ」を開催致します。

 

長島伊織は、武蔵野美術大学を2020年に卒業した若手美術作家です。

本展では個展「ノンフィクション・イメージ」と同時に、この春より同じアトリエにて制作活動をともにする山田康平の個展も開催します。

biscuit gallery3フロアのうち、1フロアを使った個展形式の展覧会に加え、二人の作品が同居して展示されるフロアによって構成されます。

現在の若手現代美術シーンで注目を集める作家の新作にご注目ください。

 

作品は抽選販売になります。※終了しました。

アーティストプロフィール

長島伊織 | Iori nagashima

-略歴-
1997年 大阪府出身。
2020年 武蔵野美術大学油絵学科卒業。

インターネットで見かけた印象的な画像や、映画のシーンなど、「どこかで見た物語」をモチーフとする。「見えたこと/見えないこと」をテーマに、油絵ならではのストロークを用いて時に忠実に再現し、時にはあいまいに塗りつぶしながら、記憶化したイメージを絵画に転換する。

開催概要

長島伊織

個展「ノンフィクション・イメージ」

会場:biscuit gallery
会期:2022年5月26日(木)〜6月12日(日)
時間:13:00〜19:00(土日:12:00〜18:00)
※月〜水休
入場:無料
主催:biscuit gallery
URL:https://biscuitgallery.com

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Exhibition

山田康平(Kohei Yamada)個展「それを隠すように」

この度、biscuit galleryでは5/26(木)から現代美術作家、山田康平による個展「それを隠すように」を開催致します。

 

山田康平は、武蔵野美術大学を2020年に卒業した若手美術作家です。

本展では個展「それを隠すように」と同時に、この春より同じアトリエにて制作活動をともにする長島伊織の個展も開催します。

biscuit gallery3フロアのうち、1フロアを使った個展形式の展覧会に加え、二人の作品が同居して展示されるフロアによって構成されます。

現在の若手現代美術シーンで注目を集める作家の新作にご注目ください。

 

アーティストプロフィール

山田康平 | Kohei Ymada

-略歴-
1997年 大阪府出身。

2020年 武蔵野美術大学油絵学科卒業
2022年 京都芸術大学修士課程美術工芸領域油画専攻修了

「私は絵を描く時に、オイルを画面にたっぷりと垂らしてから筆を動かし始める。そうすることで、画面の中ではノイズを保ちながら、絵の具が滲み、垂れ、混ざることで様々な記憶、記号が湧き上がってくる。四角い画面の中で絵にするために、形になるものとならないものの行き来を画面の中で行っている。」

開催概要

山田康平

個展「それを隠すように」

会場:biscuit gallery
会期:2022年5月26日(木)〜6月12日(日)
時間:13:00〜19:00(土日:12:00〜18:00)
※月〜水休
入場:無料
主催:biscuit gallery
URL:https://biscuitgallery.com

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Exhibition

石井海音(Amane Ishii)個展「warp」

この度、biscuit galleryでは2022年5月5日(木)より、石井海音個展「warp」を開催致します。

石井海音個展「warp」は、ポートレートの作品を中心に、biscuit gallery1階、2階の2フロアで開催されます。

石井は自身の絵を「遠くに投げたい」と語ります。絵が何年も残ってほしいことを、遠くに投げる。と表現するのは、石井らしい感覚だと思います。現在とは別の時制へと作品を投企するような、主体的なニュアンスが感じ取れます。今、こことは異なる場所へ、賽の目のように、作品は投げ入れられるのです。
美術館などで普段観る作品は、そうして数々の時代へと投げ出され、なお現在に残ってきたものです。たしかに、人の見る目は変わるし、絵も老いる。それでも、絵画は、原理的には人よりも永い時間に生きています。時間や場所を越えて、ひとは遠い昔の対象と出会っています。
個展につけられたタイトル「warp」には、絵画空間の次元を行き来することとともに、そんな風に時空の歪みを耐え抜いてきた絵画に対する、石井の密やかな憧れと願いが感じ取れます。

石井海音《幽体離脱》2022年


岡本秀(Shu Okamoto)によるテキストはこちら

 

作品リストはこちら

 

アーティストプロフィール

石井海音 | Amane Ishii

1994年、大阪府出身。

窓、鏡、画中画を描く。その中を自由に動く少女たちのように、絵画自身もまた、時代や場所、技術をワープしてきたものである。今の時代、文化で生きる私にはどんな絵が描けるのだろうか、と日々考える。

開催概要

石井海音個展「warp」

会場:biscuit gallery 1階〜2階
会期:2022年5月5日(木)〜5月22日(日)
時間:13:00〜19:00(土日祝:12:00〜18:00)
※月〜水休
入場:無料
主催:biscuit gallery

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Exhibition

フカミエリ(Eri Fukami)個展「fictional reality.」

この度、biscuit galleryでは2022年5月5日(木)より、フカミエリによる個展「fictional reality」を開催致します。

「fiction」をテーマに新作のペインティングを発表いたします。展示会場はbiscuit galleryの3階フロアです。

フカミエリは絵画について、また現代に生きる自分にとって可能な絵画について、美術の系譜のみならず自身の時代や社会、文化を踏まえながら模索し、実践しています。シンプルな顔つきの、どこかヘタウマの流れを感じさせる人物が描かれた作品の多くは、作家の身の回りの出来事、家族や他者との関わり、恋や自分が見た夢といったパーソナルな世界を描いたものだと本人は語ります。
日常における疑念や気づき、私たちが日々生きていく中で向き合ってく曖昧で微妙な内面の運動を捉え、かつ幻想性を交えた絵画化するフカミエリの姿勢は、キルヒナーやムンクといった表現主義の画家らを連想させるでしょう。しかし本人は美術の系譜を物語る側に立つことより、むしろ恋や自然の摂理を歌い上げたヘレニズム文学のようにあくまでも生活者の側に立ち、そこにあるリアリティを絵画として提示することをモットーにします。だからこそ、フカミエリの作品は同時代の感性に呼応し、日常をあらためて観照させるきっかけとなる力を持つのではないでしょうか。

フカミエリ《discover.》2022年

 


岡本秀(Shu Okamoto)によるテキストはこちら

 

作品リストはこちら

 

アーティストプロフィール

フカミエリ | Eri Fukami

大阪生まれ
東京藝術大学油画科在学中

自分と世界における「こころの在りか」をテーマに制作している。
人間の意識を作っているのはなんだろうか。とある瞬間に、デジャヴを感じたり。夢の中で何度も繰り返される光景を見たり。「なにか」に出会って感動したり。私達が、意識せずとも。こころが、感情が、記憶が、私よりも正確に「世界の在りか」を教えてくれる。

開催概要

フカミエリ個展「fictional reality」

会場:biscuit gallery 3階
会期:2022年5月5日(木)〜5月22日(日)
時間:13:00〜19:00(土日祝:12:00〜18:00)
※月〜水休
入場:無料
主催:biscuit gallery

カテゴリー
Exhibition

【2人展】山ノ内陽介×渡邊涼太「gap」

渋⾕区松涛⽂化ストリートに構える現代アートのコマーシャルギャラリーbiscuit gallery(渋⾕区松濤)では、現代美術作家の山ノ内陽介と渡邊涼太による2人展「gap」を開催致します。

会期は2022年4月21日(木)から5月1日(日)まで。

 

2022年最初の個展を迎える山ノ内陽介は、関東郊外のアトリエでひとり、人との関わりを拒絶するかのように絵画と向き合い、本展に向けてたくさんの新作を制作してきました。これまでに発表してきた「表皮シリーズ」、「ポートレートシリーズ」、「抽象シリーズ」に加え、新たに発表する「皮じゃないシリーズ」を含め、30点以上の作品がbiscuit galleryの展示空間に登場致します。

山ノ内陽介《皮じゃない》652×652 Oil on canvas 2022

渡邊涼太は、2021年秋の初個展から半年ぶりとなる本格的な展覧会となります。
カッターの歯に絵の具を乗せて描く、独特な制作スタイルを持つ渡邊涼太は、本展でもさまざまなモチーフを取り入れながら独自の世界観を拡張させていきます。

渡邊涼太《Was a woman》 727×530 キャンバス、アクリル、油彩 2022

本展「gap」では、作家それぞれが表現する作品の揺らぎや2面性を対比させながら、2人展ならではの鑑賞体験をお楽しみ頂けましたら幸いです。

アーティストプロフィール

山ノ内陽介 | Yousuke Yamanouchi

1996年 愛知県出身
2019年 名古屋造形大学洋画コース 卒業
2021年 東京藝術大学大学院美術研究科油画専攻 修了

2021年 REAL by ArtSticker「第 6 の予言 The 6th prophecy-The first sentence-」(KITTE 4F)
2021年個展「Mindfulness」(gallery b.tokyo)
2021年個展「深淵まで」 myheirloom pre-open exhibition vol.2(Room_412)
2020年 個展「思考を紡ぐ」(gallery b.tokyo)

渡邊涼太 | Ryota Watanabe 

1998年 埼玉県出身
2021年 東北芸術工科大学芸術学部美術科 卒業
2021年 東京藝術大学大学院第六研究室 在籍
第66回埼玉県美術展覧会産経新聞社賞(2016)、六花亭主催・中村内美術村企画公募「二十歳の輪郭」最優秀賞(2018)受賞。

個展に「Horizon」(ロイドワークスギャラリー、東京、2021)、グループ展に「heso展」(古民家heso、山形、2020)、「One FACE展」(ロイドワークスギャラリー、東京、2021)など。

開催概要

山ノ内陽介×渡邊涼太 2人展
「gap」

会場:biscuit gallery 1階〜3階
会期:2022年4月21日(木)〜5月1日(日)
時間:13:00〜19:00(土日祝:12:00〜18:00)
※月〜水休
入場:無料
主催:biscuit gallery

カテゴリー
Exhibition

高尾岳央×山中雪乃×井上りか子 トリプル個展「SOLO SOLO SOLO」

渋⾕区松涛⽂化ストリートに構える現代アートのコマーシャルギャラリーbiscuit gallery(渋⾕区松濤)では、美術作家の高尾岳央、山中雪乃、井上りか子の3名による展覧会を開催致します。
2021年4月7日(木)から4月17日(日)まで。

本展は新進気鋭の若手ペインター3名が、1フロアずつ使った個展企画です。

 

高尾岳央 個展「←東京」※1階フロア

1階フロアは、この春に京都芸術大学を卒業した美術作家、高尾岳央による個展「←東京」です。
本展は、これまでのキャリアで初となる個展開催です。

 

山中雪乃 個展「attitude」※2階フロア

2階フロアを担当するのは、現在、京都芸術大学大学院に通う山中雪乃。
2月に自身初個展を京都で開催した山中雪乃ですが、本展は自身にとって東京初個展となる展覧会です。

 

井上りか子 個展「たましいは皮を剥いた桃のように」※3階フロア

3階フロアを担当するのは2021年に武蔵野美術大学を卒業した井上りか子です。
本展に向けて描き上げた新作が多数出品予定です。

 

なお、ペインター3名による本展「SOLO SOLO SOLO」は、今後も継続的に取り組んでいくシリーズ企画です。

biscuit galleryは、日本における新進気鋭の若手ペインターを継続的に応援して参ります。

アーティストプロフィール

高尾岳央 | Takehiro Takao 

現代における風景画は何かをテーマに制作しています。写真や現代に溢れる文字、自分が書いたメモなどがモチーフになっています。近づくと鮮明になり、離れるとボヤける、絵の具を足せば途切れる事なく線を引く事のできる特性を持つエアブラシを主に用い制作しています。

1998年 大阪府出身
2022年 京都芸術大学 美術工芸学科 卒業
2022年 京都芸術大学 美術工芸学科 大学院 入学

山中雪乃 | Yukino Yamanaka 

絵画をモチーフ、写真、支持体、様々なレイヤと自分の視点を通して構成する。そうして生まれる操作と偶然から「存在」について考える。

1999年 ⻑野県生まれ
2021年 京都芸術大学 美術工芸学科 油画コース 卒業
2021年 京都芸術大学 美術工芸領域 油画領域 入学 現在在学中

主な個展に「figure」 (haku kyoto、京都、2022)

井上りか子 | Rikako Inoue 

油彩画を主軸としつつ、独⾃の⽀持体や⽷、針⾦など様々な画材を組み合わせた規格に捉われない絵画表現や空間表現を探求する。

1997年東京都⽣まれ。
2021年武蔵野美術⼤学造形学部油絵学科油絵専攻卒業。

主な個展に、「悲しみにくちづけを」(LOKO GALLERY、東京、2020)、「シュランムフィッシュ」(GALLERY b. TOKYO、東京、2019)など。第55回神奈川県美術展⼤賞(2019)、第9回FACE2021椿玲⼦審査員特別賞(2020)などを受賞。

開催概要

高尾岳央×山中雪乃×井上りか子 トリプル個展
「SOLO SOLO SOLO」

1F:高尾岳央 個展「←東京」
2F:山中雪乃 個展「attitude」
3F:井上りか子 個展「たましいは皮を剥いた桃のように」

会場:biscuit gallery 1階〜3階
会期:2022年4月7日(木)〜4月17日(日)
時間:13:00〜19:00(土日祝:12:00〜18:00)
※月〜水休
入場:無料
主催:biscuit gallery

カテゴリー
Exhibition

biscuit gallery first anniversary exhibition「grid」

2021年3月にオープンしたbiscuit galleryは、来たる2022年3月で開廊1周年を迎えます。

本展「grid」はこれまでbiscuit galleryで展示した作家、2022年に展示する作家、注目の作家を合計50名以上迎え、1周年のグループ展として開催いたします。
なお、展覧会の会期は前期と後期に分けられ、2022年3月3日(木)〜3月27日(日)の開催。展示作家は前・後期いずれかの会期に参加する予定です。

本展の展示方法は、展覧会タイトル「grid」の通り、1作家につき1つの壁面、1つの展示台に作品を展示するスタイルです。壁面ごと、展示台ごとに区切られたスペースで表現される、50名の作家それぞれの作品を楽しんで頂けましたら幸いです。

参加アーティストは以下のメンバーとなります。

<前期 2022/3/3(木)〜3/13(日)>

参加作家(前期):
青木悠太朗、AHMED MANNAN、新井浩太、有村佳奈、飯田美穂、五十嵐大地、石井海音、井上りか子、岡田佑里奈、木村美有、斉藤弥主子、齊藤拓未、渋谷七奈、鈴木秀尚、高久秀美、城蛍、田中綾子、谷口正造、坪山斉、仲衿香、中田有美、永田優美、那須佐和子、西浦裕太、フカミエリ、藤田つぐみ、布田葉太郎、水戸部七絵、ミノリ、渡邊涼太、Liao Yuan Yi ※五十音順

<後期 2022/3/17(木)〜3/27(日)>

参加作家(後期):
AHMED MANNAN、新井碧、大渕花波、岡田佑里奈、勝木杏吏、加藤昌美、カワウソカフェ、川端健太、木津本麗、黒坂祐、後藤夢乃、斉藤弥主子、高尾岳央、谷口正造、仲衿香、西村昂祐、野田ジャスミン、フカミエリ、古川諒子、松浦美桜香、三浦光雅、水戸部七絵、南谷理加、御村紗也、宮林妃奈子、山田康平、山之内陽介、・・・and more! ※五十音順

【作品販売方法】
1)展示作品の販売を行います。
作品は事前の抽選販売、会期中のお申し込みを行っております。抽選販売は、これまでbiscuit galleryで購入くださったお客様、展覧会と同時に販売予定の「biscuit gallery 1st anniversary book」予約購入者に優先倍率が適用されます。

2)OIL by 美術手帖
各参加作家の作品は美術手帖が提供するECサイト「OIL by 美術手帖」でも販売されます。

biscuit gallery 1st anniversary book

【grid 開催概要】
biscuit gallery first anniversary exhibition
「grid」

会場:biscuit gallery(渋谷)
会期:2022年3月3日(木)〜3月27日(日) ※前期:3/3〜3/13・後期:3/17〜3/27
主催:株式会社biscuit
協力:imura art gallery、SH GALLERY

※それぞれの会期中にも展示替えを行う場合があります。

参加作家:青木悠太朗、AHMED MANNAN、新井浩太、新井碧、有村佳奈、飯田美穂、五十嵐大地、石井海音、井上りか子、 大渕花波、岡田佑里奈、勝木杏吏、加藤昌美、カワウソカフェ、川端健太、木津本麗、木村美有、黒坂祐、後藤夢乃、斉藤弥主子、齊藤拓未、渋谷七奈、鈴木秀尚、高久秀美、城蛍、高尾岳央、田中綾子、谷口正造、坪山斉、仲衿香、中田有美、永田優美、那須佐和子、西浦裕太、西村昂祐、野田ジャスミン、フカミエリ、藤田つぐみ、布田葉太郎、古川諒子、松浦美桜香、三浦光雅、水戸部七絵、ミノリ、御村紗也、宮林妃奈子、山田康平、山之内陽介、渡邊涼太、Liao Yuan Yi、ほか