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biscuit gallery 5th anniversary exhibition「grid5」

新宿区に構える現代アートのコマーシャルギャラリーbiscuit gallery(新宿)では、2026年2月21日(土)より、開廊5周年記念のグループ展、biscuit gallery 5th anniversary exhibition「grid5」を開催いたします。

biscuit gallery 5th anniversary exhibition「grid5」

2021年3月にオープンしたbiscuit gallery(新宿区)は、来たる2026年3月で開廊5周年を迎えます。

本展「grid5」はこれまでのbiscuit gallery展示作家、2026年に展示する作家、注目の作家を40名強迎え、5周年記念のグループ展として開催いたします。 展覧会は前期と後期に分けられ、前期が2/21(土)〜3/8(日)、後期は3/21(土)〜4/5(日)に開催されます。

また、本展に、佐藤純一(fhána)が参加することになりました。ソロプロジェクトの第1弾として、書き下ろしの新曲をテーマソングとして提供していただきます。楽曲はSNSや配信サイトなどで視聴が可能となります(タイトル・配信開始日未定)。是非ご期待ください。

オープニングパーティー開催のお知らせ
会期初日の2/21(土)に、オープニングパーティーを行います。時間は16時〜19時。
参加作家も多数在廊予定のため、ご自由にご参加ください。※どなたでもご参加出来ます。

本展で作品をご購入いただいた皆さまには、5周年記念トートバッグをプレゼントいたします。

【grid5 開催概要】

grid5
biscuit gallery 5th anniversary exhibition

会場:biscuit gallery(新宿)
会期:2025年2月21日(土)〜4月5日(日)
※前期:2/21〜3/8・後期:3/21〜4/5

【前期参加作家】
アハメッド・マナン、安藤由莉、岩岡純子、菅野湧巳、北沢夕芸、キム・ダヘ、黒田恭章、後藤夢乃、佐藤純一、高瀬栞菜、田野勝晴、寺澤季恵、ナカバヤシアリサ、永野愛佳、にいみひろき、ペロンミ、ミノリ、森博幸、山田美優、山ノ内陽介、丸山咲、LIAO YUAN YI

【後期参加作家】
石井海音、小田川史弥、カトウ、キセサクラ、北島麻里子、キム・ソヨン、佐藤純一、鈴木柚乃、タムロアヤノ、中澤瑞季、中田さつき、中村夏野、那須佐和子、にいみひろき、野口清村、松田ハル、松本崇宏、三代宏大、三村紗瑛子、宮内柚、宮山香和、村山心南、Jonghwan Lee 

メインビジュアルデザイン:大内忍

テーマソング:佐藤純一 (fhána)
協力:AISHO、CYLINDER、dohing art、
主催:biscuit gallery

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公募企画「grid next : 2026 – Emerging Artists Showcase」開催のお知らせ

現代アートのコマーシャルギャラリーbiscuit gallery(新宿)では、これまで多くのご応募・反響をいただいている公募企画展「grid next」を、2026年も開催いたします。

3回目となる今回は、「grid next : 2026 – Emerging Artists Showcase」として、前回同様AWASE galleryとの共同開催として実施します。

本展「grid next : 2026」は、これまでbiscuit galleryでの展示実績がない作家を対象に、美大生・美術作家の皆さまから広く応募を募る企画です。会場は、biscuit galleryとAWASE galleryが入居するnudge field(新宿)にて行われ、3つの展示室で合計約25名の出展を予定しています。

【展示概要】

展覧会名:grid next : 2026 – Emerging Artists Showcase
会場:nudge field(新宿)
会期:2026年8月 ※予定
時間:13:00〜19:00 ※月〜水休
入場:無料
主催:biscuit gallery、AWASE gallery

【募集概要】
応募先:応募フォームに記入ください。
展示予定作家数:約25名
募集期間:2025年12月25日〜2026年4月30日
審査結果:5月末頃までに本人へ連絡 ※審査は都度行い、通過者には随時ご連絡いたします。

応募フォームはこちら

【応募条件】
biscuit galleryAWASE galleryのInstagramをフォロー
・biscuit gallery、AWASE galleryでの展示実績がない美術作家でプロを目指している方
・学生または年齢40歳位までの方
・平面作家、立体作家、映像作家等で、展示室内に展示可能な作品。作品点数はご相談させてください。
・国内在住の場合、作家本人か代理人による設営、及び会期後の作品撤収、引き取りに来られる方。
・応募の際には展示作品に近い参考画像、ステートメント等を含むCVを応募フォームよりご提出
・出品作品は、未発表作品の新作で、販売可能な作品に限る
・展覧会時の展示場所はギャラリーに一任する
・応募費、展示費用は無料

※応募に関して多数のお問い合わせを頂いております。faqページをご用意致しました。ご不明な点ありましたら、こちらのページにてご確認ください。

なお、本展示に際して、参加アーティストの中から「1名」の方に個展を開催して頂く取組をご用意しております。

【副賞】
来場者による投票、SNSのユーザー反応率、biscuit galleryとAWASE galleryの両ディレクターによる審査を行い、出品作家のうち「1名」の方に個展開催権利をお渡しいたします。※2025年の受賞者は太田桃香さんでした。
https://awase-gallery.com/2025/11/29/unnecessary_walk/

【備考】
・応募作品の著作権は応募者に帰属します。ただし、主催者は広報などを目的とした応募作品の画像使用を自由に扱えるものとします。
・展示作品販売に関する諸条件はbiscuit galleryの通常契約に則ります。

【お問い合わせ】
info@biscuitgallery.com
info@awasegallery.com

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Art Fair NEWS

Art Fair Tokyo 2026

biscuit galleryは2026年3月12日(木)から開催される「アートフェア東京2026」に参加いたします。

biscuit galleryは開廊時よりアートフェア東京に連続出展しており、今回の出展で5年連続5回目の参加となります。

本年度の出展作家は、国内はもとより、海外での活動を推進していく作家、2026年に展示予定の作家によるグループ展を開催いたします。

各作家の最新作で構成されるグループ展を、是非お楽しみください。

概要

アートフェア東京 2026

会期:2026年03月12日(木) − 15日(日)
VIPプレビュー:2026年3月12日(木)※招待制
一般会期:2026年3月13日(金)〜3月15日(日)
会場:東京国際フォーラムHall E
ブース:Galleries|N010

出展予定作家:網代幸介、那須佐和子、山田美優ほか

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冬季休業のお知らせ (2025/12/22 – 2026/1/9)

以下の期間を冬季休業とさせていただきます。

■冬季休業期間
2025年12月22日(月)〜2026年1月9日(金)

12/22(月)以降にオンラインショップでご注文いただいた作品の発送は、2023/1/8(木)以降となります。
ご了承ください。

 

ギャラリーは2026年1月10日(土)より、通常営業いたします。
新年度最初の展覧会は、名取藍個展「undercurrent」を予定しております。

展覧会詳細:https://biscuitgallery.com/undercurrent/

また、来年度よりbiscuit galleryの営業時間が変更になります。ご来廊の際はご注意ください。

【変更後】
営業日:木曜〜日曜 13:00〜19:00 
※月曜日と火曜日は休廊、水曜日はアポイントメント制。

2026年も、biscuit galleryを何卒よろしくお願い申し上げます。

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名取藍 個展「undercurrent」

 

この度、biscuit gallery(新宿区)では、現代美術作家、名取藍による個展「undercurrent」を開催いたします。
会期は、2026年1月10日(土)から1月25日(日)まで。

初日の1月10日(土) 16:00-19:00に、オープニングパーティーを開催いたします。作家も在廊します。

biscuit galleryでは軽井沢での開催に続く2度目の個展となります。本展では、これまで取り組んできたペインティング作品に加え、作家初となるセラミック彫刻の展示も行います。
また、名取藍は2025年12月にベルギーでのグループ展、2026年にはフランスでの個展を控えており、今後の活躍が期待される作家です。

「undercurrent」

“Undercurrent” という言葉には、
水面下を静かに流れる底流と、表には見えない心の奥の感情や思考、暗い響きや微かな気配といった比喩的な意味が重なっています。
ときに抑えられ、ときに静かに揺らぐ「内側の流れ」。
私はその見えない動きに強く惹かれてきました。

“Blue”シリーズから、より色を抑えた “Blueness” シリーズを描き始めてから、作品をきっかけに多くの方と出会い、つながりが生まれました。そのコミュニケーションは、絵を描く力そのものを大きく押し広げてくれました。

かつては、妹をモデルにした半ば架空の人物像を描いていましたが、いま描かれる顔は、作品を見てくださる方々、そして自分自身の内側を映す複合的な存在へと変化し続けています。
私の絵に込めた青色の“揺れ”や“刹那の強さ”が、SNSを通じてさまざまな地域の方々へ届き、受け止められている。そのことは、今でも小さな奇跡のように思えます。

その青い思いは、夜の静寂を漂い、暗闇の中で灯りを探し続ける旅人の姿として私の中に立ち上がり、《Night and wonderer》という新たなシリーズへとつながりました。
一枚を描くごとに、より親密に、より深く、自分の内側の底流に触れていく——その時間は、作品と私自身を静かに変えていきました。

今回の個展 “undercurrent” は、私の絵や立体作品を見てくださる方と、ブルーという色に込めた思いが、水面下の流れのように行き交う場所であってほしいと願いを込めています。
作品を介して、あなたの心の奥にひそむ静かな流れと、私の底流がそっと触れ合う。
そんな時間と空間をお届けできれば幸いです。

 

名取 藍|Ai Natori

海外のオーディエンスから高い人気を誇る名取だが、彼女の作品に満ちる青色が、名に由来する「藍」であることを知らないファンも多いという事実はどこか興味深い。藍色は日本では「ジャパンブルー」とも呼ばれ、特有の文化と美意識を象徴する色とされてきた。たとえその由来を知らなくとも、彼らは名取の作品を通して、日本的な感覚を自然と感じ取っているのだろう。

三木富雄が耳の形象に執拗なまでにこだわり続け、草間彌生がドットに執着したように、名取は藍色に魅せられ、描き続ける。その一途な姿勢は、彼女の制作の在り方そのものを映し出している。

名取は青色(藍色)を「生と死の色*」と語る。生命の始まりである海の青、命が昇っていく空の青。彼女が描き出す少女たちの儚い表情と、その奥に潜む危うさは、まさにその青色が揺らめかせる境界に宿っているのかもしれない。青色はしばしば、美術において「時間や記憶の蓄積を象徴する色」として扱われるというが、そう考えると、名取が人物を青色で描くことは必然的な選択だったともいえる。

本展では、新たな試みとして陶器作品を発表する。藍色は高温にも退色にも強く、窯の炎の中でも色が変質しにくい。そのため古くから「不変性」や「永続性」を象徴する色とされてきた。名取の出身地である佐賀の有田焼に藍色が広く用いられてきたことも見逃せない。絵画を飛び越えて陶という媒体へと広げた名取の表現は、藍色が持つ象徴性をより豊かに響かせ、彼女の作品世界にいっそうの説得力をもたらすだろう。

最後に、意外と語られてこなかった名取のモチーフ「少女」について触れておきたい。
名取が美術に出会ったのは、地元で教室を開いていた野田勲の下で絵を学び始めた10歳の頃。旧石橋美術館(久留米)で偶然目にした黒田清輝《野辺》に強く心を奪われ、その画面に登場する少女の存在が彼女の表現に大きな影響を与えたという。また、幼少期から体が強くなかった名取は、家族との結びつきが人一倍深かった。とりわけ仲の良かった妹は、彼女にとって特別な存在であり、画家として初めて意識的に描いた人物も妹だった。子ども時代に抱いた想いと影響は、今もなお彼女の内側に息づいている。それらは描くという行為を通して昇華され、少女へと向けられた明るい願いと感謝となって作品の中に形を成すのである。

2024年のbiscuit gallery karuizawaでの個展を経て、名取は本展でさらなる深化を果たす。藍色が導く新たな物語の展開に、ぜひ注目してほしい。

* artismインタビューより(IG @ artism.___)

 

biscuit gallery

 

名取 藍|Ai Natori
佐賀県出身
武蔵野美術大学造形学部映像学科卒業。

幼少期より行動美術会画家、野田勲氏より絵画を学ぶ。よりアブストラクトな表現方法を求め、武蔵野美術大学映像学科へ進学。VJ、インスタレーション、パフォーマンスと表現の領域を広げる。インスタレーション作品は「インフォメーションアートの想像力展」東京都写真美術館でも展示される。2011年春、原点に戻り、ドローイングによる制作を再始動後、KATHARINE HAMNETT LAB DESIGN AWARDを受賞、YOUNG ART TAIPEI にて新人賞を受賞。 Carrousel du Louvreでの展示をはじめ海外を中心に活動中。

 

【開催概要】

名取藍 個展
「undercurrent」

会場:biscuit gallery
会期:2026年1月10日(土)〜1月25日(日)
     オープニングパーティー:1/10 (土) 16:00-19:00 
時間:13:00〜19:00  ※月〜水休み
入場:無料
主催:biscuit gallery
備考:水曜日はアポイントメント制です。お問い合わせください。

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NEWS

【News】網代幸介|Kosuke Ajiro イスタンブール発メディア「ait Dialogue」にてインタビュー記事が公開

biscuit galleryのrepresented artist、網代幸介のインタビュー記事が、イスタンブール発のクリエイティブスタジオ AIT Istanbul によるオンラインマガジン「ait Dialogue」にて公開されました。

本インタビューでは、幼少期からの記憶や神話、そして ドラゴンクエストをはじめとするファンタジーゲームの世界に影響を受けながら、作家が独自に繰り広げる世界「サリー王国」を構築してきた歩みが語られています。

作品を「失われた文明の遺物」のような断片として捉え、頭の中に響く様々な声に応答するかたちでイメージを重ねていく制作プロセスや、自身の視点についても詳しく触れられています。

インタビュー後半では、もうひとつの世界の物語を生涯を通じて紡ぎ、最終的には「寺院」のような空間として残したいという長期的なビジョンや、2026年9月頃に予定されている ニューヨークでの個展についても語られています。

ぜひ下記リンクより、網代幸介の世界観と制作に迫るロングインタビューをご覧ください。(英語記事)

https://aitistanbul.com/dialogue/ait-dialogue-34-kosuke-ajiro

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NEWS

【News】「Spiral Xmas Market 2025」参加のお知らせ

biscuit galleryは、2025年12月19日(金)〜25日(木)に表参道Spiralで開催される「Spiral Xmas Market 2025」に参加いたします。

初日の12月19日(金)は 17:00-19:00 オープンになります。
同時にオープニングレセプションも開催され、どなたでもご参加いただけます。ぜひご高覧ください。

【参加作家 】

花月啓祐|Keisuke Kagetsu
勝木杏吏|Anri Katsuki
カトウ|Kato
北沢夕芸|Yuuki Kitazawa
高久秀美|Hidemi Takaku
那須佐和子|Sawako Nasu
八木鈴佳|Suzuka Yagi
吉田みなみ|Minami Yoshida
(五十音順)

会場では作品の展示販売を行います。

【開催概要】

イベント名:Spiral Xmas Market 2025(Art Section)
会場:スパイラルガーデン(スパイラル 1F)東京都港区南青山5-6-23
会期:2025年12月19日(金)〜25日(木)
時間:11:00-19:00 ※12月19日(金)のみ17:00-19:00
入場:無料
https://www.spiral.co.jp/topics/xmasart2025

主催:株式会社ワコールアートセンター

 

【お問い合わせ先】

本展覧会についてのお問い合わせは、主催のスパイラル様へ直接お問合せをお願いいたします。
お問合わせ先:03-3498-1171(スパイラル代表)

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Exhibition NEWS

山ノ内陽介 個展「太古の残滓をくみ上げる」

 

この度、biscuit gallery(新宿区)では、現代美術作家の山ノ内陽介による個展「太古の残滓(ざんし)をくみ上げる」を開催いたします。
会期は、2025年11月29日(土)から12月14日(日)まで。
※12月21日(日)まで延期となりました。

会場はbiscuit galleryとAWASE galleryに挟まれたスペース「On」での開催になります。

本展は、国際芸術祭あいち2025の企画で、アートラボあいちと四芸大による連続個展のプログラムにも採用された「太古の残滓(ざんじ)をくみ上げる」の巡回展として、biscuit galleryにて開催するものです。

山ノ内陽介《父性的儀式》2025年 1940×970×30mm Oil on canvas

山ノ内陽介《保存の規則》2025年 “910×652×20mm ” Oil on canvas photo:CANDYBAR Gallery

山ノ内陽介《逃避》2025年 1620×1303×30mm Oil on canvas

山ノ内陽介のbiscuit galleryで開催される個展は今回で3回目になります。是非お立ち寄りください。

 

山ノ内 陽介|Yosuke Yamanouchi
1996年 愛知県出身
2019年 名古屋造形大学洋画コース 卒業
2021年 東京藝術大学大学院美術研究科油画専攻 修了

山ノ内陽介は絵画の歴史や構造そのものと率直に向き合い、その可能性をあますところなく引き出そうとする作品を制作しています。
古典絵画を引用しながらもわずかに、かつ大胆な改変を施すかのようなアプローチは前衛的な美術家やダダイスト、シュルレアリストのスタンスを思わせますが、彼の作品はそのさらに先へと進み、絵画のマテ物質性に言及しています。
かつてロシア・アバンギャルドの作家らが絵画の表面処理や効果に注意を払うファクトゥーラの概念を生み出したように、山ノ内もまた「表皮シリーズ」に見られる通り、絵画を単純なイメージに関する議論の枠に留めず、あたかも「視覚の触覚性」とも呼びうるような視覚効果を作品に与え、それを見る私たちに新しい絵画体験と現代絵画の可能性を提示し続けます。

 

【開催概要】

山ノ内陽介 個展
「太古の残滓をくみ上げる」

会場:On|biscuit gallery (新宿)
会期:2025年11月29日(土)〜12月21日(日)
     オープニングパーティー:11/29 (土) 16:00-19:00 
時間:12:00〜19:00  ※月〜火休み
入場:無料
主催:biscuit gallery

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Exhibition NEWS

杉田万智 個展「反射光を受けて、境界線に立つ」

 

この度、biscuit gallery(新宿区)では、現代美術作家、杉田万智による個展「反射光を受けて、境界線に立つ」を開催いたします。
会期は、2025年11月29日(土)から12月14日(日)まで
※12月21日(日)まで延期となりました。

初日の11月29日(土)、15:00-16:00にトークイベント、16:00-19:00に、作家が在廊してオープニングパーティーを開催いたします。

今回、biscuit galleryでは初の個展となります。ペインティング作品を中心に、セラミック彫刻、ドローイングを含めて展示を構成いたします。

 

「反射光を受けて、境界線に立つ」

陽炎が記憶の中で揺れる。

恒常的に強く、瞼の裏側に残した残像が絶えず揺らめいている。どこかあたたかみを纏うその光は、馬毛の煌めきなのだろうか。しろの反射なのだろうか。

潜在的な何か、もしくは、人の対話の中で生じる、あなたからの反射光なのだろうか。

丁寧にこれら反射光をーーー欠片を想い起こしながら窓の外を眺めていた。

 

光が強くなればなるほどに陰影が濃くなるように、ひとつひとつの風景や物事の裏側、歴史と血が堆積した土地、真実をこの眼で捉えることから始まる。

“淡さ”を誰しもが抱えているからこそ”境界線”を私は受容し、肯定的に捉えている。

 

「日常生活で目の前の人と向き合う際に、私とあなたの間にも当然引かれる境界線について考える。看板を立てる行為自体が境界を生み出し助長の効果を齎すこと。境界線は不滅であるという当然の現実と境界線により保たれる状況と個人の安堵感。それらと風景は乱反射し合い、現世界を形成している。

境界線を越えることは不可能だが、境界線の手前に立ちつつ相手と対話を繰り返し理解を深めることが私達には求められているのでは無いだろうか。」

 

そして時の流れと共にひとつの身体は日常へ、キャンバスの前へと運ばれていく。湿度と土地と何気ない会話、ふと足元を見つめて安堵感を覚える。

やはり確実に、私は此処に存在するのだ。

そして絵はそんな私の記憶を受け継ぎ、光と共に残してくれる。

 

杉田万智|Machi Sugita

オープニングトークイベント

本展を記念して、杉田万智本人と山田康平氏(画家)のトークイベントを開催します。奮ってご参加ください。

会場:biscuit gallery(新宿)
日時:11/29 (土) 15:00-16:00 
入場:無料 ※席に限りがあります。

杉田万智 | Machi Sugita
2000年 埼玉県生まれ。
2020年 女子美術大学短期大学部造形学科美術コース卒
2022年 同大学部研究生卒業(学士)

「光」を一貫して描く。闇に浮かび上がる街の光や、鮮やかに点滅する看板。光は生命の存在の象徴であり、人間の安寧の場所である。理不尽さにあふれる現代社会をその筆致で描き出し、様々な事象や状況における問題を提示することを目標としている。

 

【開催概要】

杉田万智 個展
「反射光を受けて、境界線に立つ」

会場:biscuit gallery
会期:2025年11月29日(土)〜12月21日(日)
   オープニングトークイベント:11/29 (土) 15:00-16:00 
     オープニングパーティー:11/29 (土) 16:00-19:00 
時間:12:00〜19:00  ※月〜火休み
入場:無料
主催:biscuit gallery

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【News】山ノ内陽介 「太古の残滓をくみ上げる」開催のお知らせ

 

biscuit gallery取り扱い作家の山ノ内陽介は、2025年10月4日(土)より個展「太古の残滓をくみ上げる」を開催いたします。

山ノ内陽介《父性的儀式》1940×970mm 油絵、キャンバス 2025

本企画は、愛知県立芸術大学、名古屋芸術大学、名古屋造形大学、名古屋学芸大学とアートラボあいちによる連携プロジェクトとして、国際芸術祭「あいち2025」に会期に合わせ4名のアーティストによる個展を連続して開催するものです。

山ノ内陽介《逃避》 1620×1303mm 油絵、キャンバス 2025年

各大学から推薦された今後の活躍が期待できるアーティストの中から、キュレーターの服部浩之、各大学担当教員、アートラボあいちスタッフが協議し、選出されました。

大小合わせて3つ(合計約150㎡)の展示室での個展は大きな挑戦となるでしょう。あいちで芸術を学んできた、未来を担うアーティストによる展覧会にご期待ください。

山ノ内陽介《寄生》 1455×970mm 油絵、キャンバス 2025年

 

開催概要

山ノ内陽介  個展
「太古の残滓(ざんし)をくみ上げる」

会場:アートラボあいち(名古屋)
会期:2025年10月4日(土)〜10月19日(日)
時間:11時〜19時
開館日:水曜日~日曜日・祝日

グラフィックデザイン|谷澤陽佑
主催|国際芸術祭「あいち」組織委員会、愛知県立芸術大学、名古屋芸術大学、名古屋造形大学、名古屋学芸大学
助成 文化庁
協力 名古屋芸術大学 印刷工房

【関連イベント】
アーティストトークとゲストレクチャー
日 時|2025年10月4日(土)14時00分〜16時30分
山ノ内陽介によるアーティストトーク(30分程度)の後、愛知県美術館学芸員である副田一穂さんをゲストに、美術におけるシュルレアリスムについてレクチャー(90分程度)を実施します。
ゲスト:副田一穂(愛知県美術館学芸員)
定 員:30名程度(申し込み不要、当日先着順、参加無料)