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Exhibition NEWS

biscuit gallery 5th anniversary exhibition「grid5」

新宿区に構える現代アートのコマーシャルギャラリーbiscuit gallery(新宿)では、2026年2月21日(土)より、開廊5周年記念のグループ展、biscuit gallery 5th anniversary exhibition「grid5」を開催いたします。

biscuit gallery 5th anniversary exhibition「grid5」

2021年3月にオープンしたbiscuit gallery(新宿区)は、来たる2026年3月で開廊5周年を迎えます。

本展「grid5」はこれまでのbiscuit gallery展示作家、2026年に展示する作家、注目の作家を40名強迎え、5周年記念のグループ展として開催いたします。 展覧会は前期と後期に分けられ、前期が2/21(土)〜3/8(日)、後期は3/21(土)〜4/5(日)に開催されます。

また、本展に、佐藤純一(fhána)が参加することになりました。ソロプロジェクトの第1弾として、書き下ろしの新曲「Quiet Harmony — Solo Study 01」」をテーマソングとして提供していただきます。楽曲はSNSや配信サイトなどで視聴が可能となります(配信開始日未定)。是非ご期待ください。

オープニングパーティー開催のお知らせ
会期初日の2/21(土)に、オープニングパーティーを行います。時間は17時〜20時。
参加作家も多数在廊予定のため、ご自由にご参加ください。※どなたでもご参加出来ます。

本展で作品をご購入いただいた皆さまには、5周年記念トートバッグをプレゼントいたします。販売ページはこちらです。

biscuit gallery canvas tote 《5》

作品リストとエントリーフォーム

【grid5 開催概要】

grid5
biscuit gallery 5th anniversary exhibition

会場:biscuit gallery(新宿)
会期:2025年2月21日(土)〜4月5日(日)
※前期:2/21〜3/8・後期:3/21〜4/5
オープニングパーティ:2月21日(土)17時〜20時(どなたでもご参加出来ます))
時間:13:00〜19:00  ※月〜水休み
入場:無料
主催:biscuit gallery
備考:水曜日はアポイントメント制です。お問い合わせください。

【前期参加作家】
アハメッド・マナン、安藤由莉、岩岡純子菅野湧己北沢夕芸キム・ソヨンキム・ダヘ黒田恭章後藤夢乃佐藤純一高瀬栞菜田野勝晴、寺澤季恵、ナカバヤシアリサ、永野愛佳、にいみひろきペロンミミノリ森博幸山田美優山ノ内陽介丸山咲LIAO YUAN YI

【後期参加作家】
石井海音小田川史弥カトウキセサクラ北島麻里子佐藤純一、鈴木柚乃、タムロアヤノ、中澤瑞季、中田さつき、中村夏野、那須佐和子、にいみひろき、野口清村松田ハル松本崇宏三代宏大、三村紗瑛子、宮内柚、宮山香和、村山心南、Jonghwan Lee 

メインビジュアルデザイン:大内忍

テーマソング:「Quiet Harmony — Solo Study 01」」佐藤純一 (fhána)
協力:AISHO、CYLINDER、dohing art、SUNNYES 
主催:biscuit gallery

 

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Exhibition NEWS

【グループ展】In House:from the biscuit gallery Collection

 

この度、biscuit gallery(新宿)では、グループ展「In House:from the biscuit gallery Collection」を開催します。
会期は、2026年1月31日(土)から2月15日(日)まで。

In House:from the biscuit gallery Collection

biscuit galleryが開廊してから丸5年が経過しました。創業から今日まで、私たちは数多くの才能ある作家たちと出会い、その情熱の結晶である作品を預かってきました。

本展のタイトル「In House」には、文字通りギャラリーの“内側”——いま私たちの手元にあるコレクションから新しい展示を立ち上げるという意味を込めています。アーカイブとして大切に保管している作品群に、本展のために用意された新作を交え、グループ展形式で構成します。

また、今回は初の試みとして家具ブランド「北欧家具megane」とのコラボレーションを実現しました。 本来、アートはホワイトキューブの中だけで完結するものではありません。誰かの「House(家)」に迎え入れられ、生活の一部となることで、作品は新たな呼吸を始めます。

厳選された家具と共に構成される空間を通じて、作品があなたの日常に溶け込む瞬間の手触りを感じていただければ幸いです。biscuit galleryのこれまでとこれからが交差する「House」の中で、新しい表現との出会いをお楽しみください。

 

【開催概要】

In House:from the biscuit gallery Collection

作家:アジサカコウジ、網代幸介、遠藤文香、花月啓祐、勝木杏吏、菅野湧己、北沢夕芸、KIM JIWON、長沢楓、那須佐和子、山田美優、宮﨑菖子ほか
会場:biscuit gallery
会期:2026年1月31日(土)〜2月15日(日)
  ※初日の1/31(土)17時-19時オープニングレセプションを開催します。
時間:13:00〜19:00  ※月〜水休み
入場:無料
主催:biscuit gallery
協力:北欧家具megane
備考:水曜日はアポイントメント制です。お問い合わせください。

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Exhibition NEWS

名取藍 個展「undercurrent」

 

この度、biscuit gallery(新宿区)では、現代美術作家、名取藍による個展「undercurrent」を開催いたします。
会期は、2026年1月10日(土)から1月25日(日)まで。

初日の1月10日(土) 16:00-19:00に、オープニングパーティーを開催いたします。作家も在廊します。

biscuit galleryでは軽井沢での開催に続く2度目の個展となります。本展では、これまで取り組んできたペインティング作品に加え、作家初となるセラミック彫刻の展示も行います。
また、名取藍は2025年12月にベルギーでのグループ展、2026年にはフランスでの個展を控えており、今後の活躍が期待される作家です。

「undercurrent」

“Undercurrent” という言葉には、
水面下を静かに流れる底流と、表には見えない心の奥の感情や思考、暗い響きや微かな気配といった比喩的な意味が重なっています。
ときに抑えられ、ときに静かに揺らぐ「内側の流れ」。
私はその見えない動きに強く惹かれてきました。

“Blue”シリーズから、より色を抑えた “Blueness” シリーズを描き始めてから、作品をきっかけに多くの方と出会い、つながりが生まれました。そのコミュニケーションは、絵を描く力そのものを大きく押し広げてくれました。

かつては、妹をモデルにした半ば架空の人物像を描いていましたが、いま描かれる顔は、作品を見てくださる方々、そして自分自身の内側を映す複合的な存在へと変化し続けています。
私の絵に込めた青色の“揺れ”や“刹那の強さ”が、SNSを通じてさまざまな地域の方々へ届き、受け止められている。そのことは、今でも小さな奇跡のように思えます。

その青い思いは、夜の静寂を漂い、暗闇の中で灯りを探し続ける旅人の姿として私の中に立ち上がり、《Night and wonderer》という新たなシリーズへとつながりました。
一枚を描くごとに、より親密に、より深く、自分の内側の底流に触れていく——その時間は、作品と私自身を静かに変えていきました。

今回の個展 “undercurrent” は、私の絵や立体作品を見てくださる方と、ブルーという色に込めた思いが、水面下の流れのように行き交う場所であってほしいと願いを込めています。
作品を介して、あなたの心の奥にひそむ静かな流れと、私の底流がそっと触れ合う。
そんな時間と空間をお届けできれば幸いです。

 

名取 藍|Ai Natori

海外のオーディエンスから高い人気を誇る名取だが、彼女の作品に満ちる青色が、名に由来する「藍」であることを知らないファンも多いという事実はどこか興味深い。藍色は日本では「ジャパンブルー」とも呼ばれ、特有の文化と美意識を象徴する色とされてきた。たとえその由来を知らなくとも、彼らは名取の作品を通して、日本的な感覚を自然と感じ取っているのだろう。

三木富雄が耳の形象に執拗なまでにこだわり続け、草間彌生がドットに執着したように、名取は藍色に魅せられ、描き続ける。その一途な姿勢は、彼女の制作の在り方そのものを映し出している。

名取は青色(藍色)を「生と死の色*」と語る。生命の始まりである海の青、命が昇っていく空の青。彼女が描き出す少女たちの儚い表情と、その奥に潜む危うさは、まさにその青色が揺らめかせる境界に宿っているのかもしれない。青色はしばしば、美術において「時間や記憶の蓄積を象徴する色」として扱われるというが、そう考えると、名取が人物を青色で描くことは必然的な選択だったともいえる。

本展では、新たな試みとして陶器作品を発表する。藍色は高温にも退色にも強く、窯の炎の中でも色が変質しにくい。そのため古くから「不変性」や「永続性」を象徴する色とされてきた。名取の出身地である佐賀の有田焼に藍色が広く用いられてきたことも見逃せない。絵画を飛び越えて陶という媒体へと広げた名取の表現は、藍色が持つ象徴性をより豊かに響かせ、彼女の作品世界にいっそうの説得力をもたらすだろう。

最後に、意外と語られてこなかった名取のモチーフ「少女」について触れておきたい。
名取が美術に出会ったのは、地元で教室を開いていた野田勲の下で絵を学び始めた10歳の頃。旧石橋美術館(久留米)で偶然目にした黒田清輝《野辺》に強く心を奪われ、その画面に登場する少女の存在が彼女の表現に大きな影響を与えたという。また、幼少期から体が強くなかった名取は、家族との結びつきが人一倍深かった。とりわけ仲の良かった妹は、彼女にとって特別な存在であり、画家として初めて意識的に描いた人物も妹だった。子ども時代に抱いた想いと影響は、今もなお彼女の内側に息づいている。それらは描くという行為を通して昇華され、少女へと向けられた明るい願いと感謝となって作品の中に形を成すのである。

2024年のbiscuit gallery karuizawaでの個展を経て、名取は本展でさらなる深化を果たす。藍色が導く新たな物語の展開に、ぜひ注目してほしい。

* artismインタビューより(IG @ artism.___)

 

biscuit gallery

名取 藍|Ai Natori
佐賀県出身
武蔵野美術大学造形学部映像学科卒業。

幼少期より行動美術会画家、野田勲氏より絵画を学ぶ。よりアブストラクトな表現方法を求め、武蔵野美術大学映像学科へ進学。VJ、インスタレーション、パフォーマンスと表現の領域を広げる。インスタレーション作品は「インフォメーションアートの想像力展」東京都写真美術館でも展示される。2011年春、原点に戻り、ドローイングによる制作を再始動後、KATHARINE HAMNETT LAB DESIGN AWARDを受賞、YOUNG ART TAIPEI にて新人賞を受賞。 Carrousel du Louvreでの展示をはじめ海外を中心に活動中。

 

【開催概要】

名取藍 個展
「undercurrent」

会場:biscuit gallery
会期:2026年1月10日(土)〜1月25日(日)
     オープニングパーティー:1/10 (土) 16:00-19:00 
時間:13:00〜19:00  ※月〜水休み
入場:無料
主催:biscuit gallery
備考:水曜日はアポイントメント制です。お問い合わせください。

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Exhibition

山ノ内陽介 個展「太古の残滓をくみ上げる」

 

この度、biscuit gallery(新宿区)では、現代美術作家の山ノ内陽介による個展「太古の残滓(ざんし)をくみ上げる」を開催いたします。
会期は、2025年11月29日(土)から12月14日(日)まで。
※12月21日(日)まで延期となりました。

会場はbiscuit galleryとAWASE galleryに挟まれたスペース「On」での開催になります。

本展は、国際芸術祭あいち2025の企画で、アートラボあいちと四芸大による連続個展のプログラムにも採用された「太古の残滓(ざんじ)をくみ上げる」の巡回展として、biscuit galleryにて開催するものです。

山ノ内陽介《父性的儀式》2025年 1940×970×30mm Oil on canvas

山ノ内陽介《保存の規則》2025年 “910×652×20mm ” Oil on canvas photo:CANDYBAR Gallery

山ノ内陽介《逃避》2025年 1620×1303×30mm Oil on canvas

山ノ内陽介のbiscuit galleryで開催される個展は今回で3回目になります。是非お立ち寄りください。

 

山ノ内 陽介|Yosuke Yamanouchi
1996年 愛知県出身
2019年 名古屋造形大学洋画コース 卒業
2021年 東京藝術大学大学院美術研究科油画専攻 修了

山ノ内陽介は絵画の歴史や構造そのものと率直に向き合い、その可能性をあますところなく引き出そうとする作品を制作しています。
古典絵画を引用しながらもわずかに、かつ大胆な改変を施すかのようなアプローチは前衛的な美術家やダダイスト、シュルレアリストのスタンスを思わせますが、彼の作品はそのさらに先へと進み、絵画のマテ物質性に言及しています。
かつてロシア・アバンギャルドの作家らが絵画の表面処理や効果に注意を払うファクトゥーラの概念を生み出したように、山ノ内もまた「表皮シリーズ」に見られる通り、絵画を単純なイメージに関する議論の枠に留めず、あたかも「視覚の触覚性」とも呼びうるような視覚効果を作品に与え、それを見る私たちに新しい絵画体験と現代絵画の可能性を提示し続けます。

 

【開催概要】

山ノ内陽介 個展
「太古の残滓をくみ上げる」

会場:On|biscuit gallery (新宿)
会期:2025年11月29日(土)〜12月21日(日)
     オープニングパーティー:11/29 (土) 16:00-19:00 
時間:12:00〜19:00  ※月〜火休み
入場:無料
主催:biscuit gallery

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Exhibition NEWS

杉田万智 個展「反射光を受けて、境界線に立つ」

 

この度、biscuit gallery(新宿区)では、現代美術作家、杉田万智による個展「反射光を受けて、境界線に立つ」を開催いたします。
会期は、2025年11月29日(土)から12月14日(日)まで
※12月21日(日)まで延期となりました。

初日の11月29日(土)、15:00-16:00にトークイベント、16:00-19:00に、作家が在廊してオープニングパーティーを開催いたします。

今回、biscuit galleryでは初の個展となります。ペインティング作品を中心に、セラミック彫刻、ドローイングを含めて展示を構成いたします。

 

「反射光を受けて、境界線に立つ」

陽炎が記憶の中で揺れる。

恒常的に強く、瞼の裏側に残した残像が絶えず揺らめいている。どこかあたたかみを纏うその光は、馬毛の煌めきなのだろうか。しろの反射なのだろうか。

潜在的な何か、もしくは、人の対話の中で生じる、あなたからの反射光なのだろうか。

丁寧にこれら反射光をーーー欠片を想い起こしながら窓の外を眺めていた。

 

光が強くなればなるほどに陰影が濃くなるように、ひとつひとつの風景や物事の裏側、歴史と血が堆積した土地、真実をこの眼で捉えることから始まる。

“淡さ”を誰しもが抱えているからこそ”境界線”を私は受容し、肯定的に捉えている。

 

「日常生活で目の前の人と向き合う際に、私とあなたの間にも当然引かれる境界線について考える。看板を立てる行為自体が境界を生み出し助長の効果を齎すこと。境界線は不滅であるという当然の現実と境界線により保たれる状況と個人の安堵感。それらと風景は乱反射し合い、現世界を形成している。

境界線を越えることは不可能だが、境界線の手前に立ちつつ相手と対話を繰り返し理解を深めることが私達には求められているのでは無いだろうか。」

 

そして時の流れと共にひとつの身体は日常へ、キャンバスの前へと運ばれていく。湿度と土地と何気ない会話、ふと足元を見つめて安堵感を覚える。

やはり確実に、私は此処に存在するのだ。

そして絵はそんな私の記憶を受け継ぎ、光と共に残してくれる。

 

杉田万智|Machi Sugita

オープニングトークイベント

本展を記念して、杉田万智本人と山田康平氏(画家)のトークイベントを開催します。奮ってご参加ください。

会場:biscuit gallery(新宿)
日時:11/29 (土) 15:00-16:00 
入場:無料 ※席に限りがあります。

杉田万智 | Machi Sugita
2000年 埼玉県生まれ。
2020年 女子美術大学短期大学部造形学科美術コース卒
2022年 同大学部研究生卒業(学士)

「光」を一貫して描く。闇に浮かび上がる街の光や、鮮やかに点滅する看板。光は生命の存在の象徴であり、人間の安寧の場所である。理不尽さにあふれる現代社会をその筆致で描き出し、様々な事象や状況における問題を提示することを目標としている。

 

【開催概要】

杉田万智 個展
「反射光を受けて、境界線に立つ」

会場:biscuit gallery
会期:2025年11月29日(土)〜12月21日(日)
   オープニングトークイベント:11/29 (土) 15:00-16:00 
     オープニングパーティー:11/29 (土) 16:00-19:00 
時間:12:00〜19:00  ※月〜火休み
入場:無料
主催:biscuit gallery

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Exhibition

ドローイング展「6 drawings vol.3」

この度、biscuit gallery(新宿区)では、大好評企画「6 drawings」の第3弾「6 drawings vol.3」を開催いたします。

Vol.1
Vol.2

「6 drawings vol.3」は、6人の美術作家によるドローイングを中心とした展覧会です。
会期は、2025年11月8日(土)から11月23日(日)まで。

今展覧会は、AWASE galleryとの共同企画になります。海老原イェニ、上條陽斗、Charles Munka、丸山咲、三成花奈、弓月6名の美術作家それぞれの解釈で描かれるドローイング展をお届けします。

6人の作家が独自の方法でドローイングを拡張する企画展です。是非お楽しみにしてください。

<参加作家>

海老原イェニ / Yennie Ebihara
2003年 ⽇本⽣まれ⾹港育ち
2021年 東京藝術⼤学油画専攻⼊学
2022年 久⽶桂⼀郎奨学基⾦受賞

幼少期は⾹港で育ち、2015年に帰国。
韓国と⽇本のハーフで、英語の環境で育ったため、多様な⽂化や⾔語を経験。その経験を通して、⾃分の関わっている社会環境や社会問題を独⾃の視点から観察し、⾃分を取り巻く社会に対して作品を媒体として考えを表現している。

海老原イェニ 《Bad Weather Ahead, Graphite Study》243×335mm Graphite 2025

上條陽斗 / Haruto Kamijo
2000年 東京生まれ
東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士後期課程在籍

東京大学工学部長賞(研究最優秀)の受賞やクマ財団8・ 9期生への採択、大阪・関西万博の閉会式での衣装素材の制作など多方面で活動している。

シャルル・ムンカ / Charles Munka
フランス・リヨン出身
2002年 エミール・コール美術学校 修了
現在は新潟・佐渡島(さどがしま)を拠点に構え、作品を制作している。

10代の頃に日本のアニメーションやアジア映画を観て育った彼は、表現主義や抽象主義に関連する一連のヨーロッパ・アメリカの伝統の奔放なタッチを伝えると同時に、アジアの大都市文化との対話を続けている。

丸山咲 / Saki Maruyama
2002年 東京都生まれ
2021年 武蔵野美術大学造形学部日本画学科入学
2025年 同学視覚デザイン学科卒業

「見る側」と「見られる側」や画中画、支持体とモチーフのリンクをはじめとした、絵画のなかに存在できる構造や物語について考えながら油画を中心に制作している。

三成花奈 / Kana Mitsunari
山口県生まれ
2023年 武蔵野美術大学 造形学部油絵学科油絵専攻 卒業
2023年 東京藝術大学 大学院美術研究科修士課程 油画技法・材料研究室 入学

実際に目にした事象の再現映像から異なる時間や視点を組み合わせ、イメージを再構築する。再構築されたイメージは絵具の層を重ねる過程で反芻され、感情や経験は変容しつつ絵画として実体化する。こうして、自分の経験を通してでしか物事は見ることができないという、至極当然な事実の提示を試みている。また、静物と人物の境界を探り、その表現のあり方を模索している。

1. 三成花奈 《連なりについてⅠ》410×320×40mm Panel, chalk, oil paint 2025

2. 三成花奈《連なりについてⅠI》320×410×40mm Panel, chalk, oil paint 2025

3. 三成花奈《連なりについてⅠII》410×320×40 Panel, chalk, oil paint 2025

 

弓月 / Yuzuki
2023年 東京藝術⼤学油画専攻⼊学

小学校や中学校内で蔓延っているカースト制度や全体心理を恐れ、常に普通でいようとする優等生の少女(峰内かな子)が、人目を気にせず生きる風変わりな吉澤くんという同級生に恋することで徐々に人目を気にせず自分らしく生きていこうと変わっていく自立への物語を元に、絵画や絵本、詩を創作している。
彼女の作品は社会の歯車の中で、聞こえないふり、見ないふり、そして存在さえもなかったことにされてきた者たちに焦点を当てている。

弓月《幼虫時代》200×290 mm Paper, colored pencil 2025

 
 

【開催概要】

展覧会名:6 drawings vol.3
参加作家:海老原イェニ、上條陽斗、Charles Munka、丸山咲、三成花奈、弓月

会場:biscuit gallery、AWASE gallery、Onの3会場
会期:2025年11月8日(土)〜11月23日(日)
  オープニングパーティー:11/8 (土) 16:00-19:00 
時間:12:00〜19:00  ※月〜火休み
入場:無料
主催:biscuit gallery、AWASE gallery

 

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Exhibition

【WEEK01】カトウ個展「かたちあるものたちのはなし」

 

biscuit gallery(新宿)では、現代美術作家のカトウによる個展「かたちあるものたちのはなし」を開催致します。
会期は10月29日(水)から11月3日(月)(月・祝)まで(会期中無休)。

作家カトウのbiscuit galleryでの個展は、約2年半ぶり2回目の開催となります。今回の展示では、作家初となる立体作品展示も行われます。

最近は、「かたちあるもの」を描くことが多くなりました。
自分の絵の中に登場するモチーフたちは、線によって「かたち」として現れています。

今回は、陶器による立体作品も制作しました。
立体作品には線がなく、手で粘土をこねながら、直接「かたち」をつくっていきます。

方法は異なりますが、「かたちをつくる」という点では、絵も立体も同じだと感じています。

立体作品を作る際の意識、平面作品を作る意識、今回はそれらを行ったり来たりしながら制作したので両方が入り混じった感じになっているかもしれません。

こうした制作を通して、これからも「かたち」について考えたり、つくり続けたりするのだと思います。

カトウ

Photo:Ujin Matsuo

本企画「WEEK01」は、会期終了までを1週間で行うサーキット型の展覧会企画です。ギャラリーでの展示の他、biscuit galleryが保有するon-line networkでも国内外に広く発信される企画です。
是非ともご期待ください。

作家在廊予定日:10/29、10/30、10/31、11/1、11/3

開催概要

WEEK01企画
カトウ個展
「かたちあるものたちのはなし」

会場:biscuit gallery 
会期:2025年10月29日(水)〜11月3日(月・祝)※会期中無休
時間:12:00〜19:00 ※最終日の11月3日は18時終了
入場:無料
主催:biscuit gallery

 

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Exhibition

【個展】辻凪彩|Nagisa Tsuji「nekis」

biscuit gallery は、2025年10月18日(土)より、現代美術作家の辻凪彩による個展「nekis」を開催いたします。

初日の10月18日(土) 16:00-19:00に、作家が在廊してオープニングパーティーを開催いたします。

個展「nekis」は、辻凪彩にとって2回目となる個展で、biscuit galleryでは初の個展開催となります。
本展はこれまで発表していた“nekisシリーズ”を中心に構成されます。

“Nekis”は「サモトラケのニケ」を両生類や鳥類のようにひとつの“種”として扱い<ニケ類>と名付けたものであり、それらを標本として収集したフィクションです。

野鳥観察をするように野外へ撮影しに行く。
採取した個体を標本にしてコレクションしていく。

添えられた風景写真はその個体をどこで見つけたのかを示すキャプション、もしくは行動を記録した(かのような)写真の背景として扱っています。

この標本は架空の生物<ニケ類>を鑑賞する物であると同時に、コラージュというものがどういった物質のレイヤーなのかを観察できるものでもあります。
その細い針に支えられているのは、飛んで行ってしまいそうなただの薄い紙切れであり、落とす影もまた不透明でペラっとしたものです。

別々の時間、別々の場所から来たそれらが一つのパネルという場で重なっているのです。

 

※サモトラケのニケ:勝利の女神ニケを象った古代ギリシャ彫刻(ルーヴル美術館蔵)

 

新進気鋭の作家辻凪彩が作り出す展示空間に、是非ご期待ください。

 

アーティストプロフィール

辻凪彩 | Nagisa Tsuji

東京藝術大学絵画科油画専攻 在籍中

プロフィール詳細はこちらから

開催概要

辻凪彩 個展
「nekis」

会場:On|biscuit gallery (新宿)
会期:2025年10月18日(土)〜11月2日(日)
時間:12:00〜19:00 ※月〜火休
入場:無料
主催:biscuit gallery

オープニングパーティー: 10月18日(土) 16:00〜19:00

カテゴリー
Exhibition

山田美優 個展「Nowhere Land」/ Miyu Yamada “Nowhere Land”

biscuit gallery(新宿)では、現代美術作家の山田美優による個展「Nowhere Land」を開催致します。
会期は10月11日(土)から10月26日(日)まで。

初日の10月11日(土) 16:00-19:00に、作家が在廊してオープニングパーティーを開催いたします。

「Nowhere Land」 Acrylic, sand, and mixed media on canvas 2025 162cm×130.3cm

前回の個展から2年ぶりとなる本展では、biscuit gallery移転後初となる新宿スペースでの展覧会です。

見る視点によって正解が変わるし、ひとつに定まらない。その揺れの中でこそ、私自身の感覚や作品は立ち上がってくるように思います。

都内に住まいを移してから、静かな落ち着きを感じる場所を求めるようになりました。昨年の旅の中でもそれを探していたことにも気づきました。アメリカにあるシャスタを訪れ、その風景から影響を受けて描いた作品もありますが、特定の地名や場所に意味を託したいわけではありません。むしろ「シャスタのような心安らげる場所」が心のどこかにあるならば、人は何事にも立ち向かえるのではないか。そんな実感を抱いています。

他者と自分との境界はときに曖昧で、安堵や不安、恐怖を同時に抱え込みます。けれども、それらを皮肉でも否定でもなく、あたたかさとしてまとめあげたいと考えています。

作品を作ることは、いつも生活の外にあるのではなく、むしろ生活と拮抗することでその意味を持ちます。私たちの生活は社会から完全に離れることはできません。畑の土が区画を越えてつながっているように、私もまた社会に編み込まれています。過度な繋がりと孤立が同時に起きている現代社会、比較や視線にさらされる都市生活において、孤立に傾きながらも社会に包まれざるをえない状態の中で、どのくらい距離を保ち、どのように関わるかが常に問われているのです。

作品をつくることは、しばしば社会へのメッセージだと解釈されます。けれど私にとってそれは、特定の誰かに宛てたような、手紙や葉書に近いものです。小さな声や思いを残すことで、まだ見ぬ誰かに届くことを願っています。

山田美優

アーティストプロフィール

山田 美優 | Miyu Yamada

1994年 東京都出身
青山学院大学法学部卒業

時代や社会の流れの狭間に生きる者を投影した作品を制作する。現代⼈の持つ独特の浮遊感、つかみどころのなさといったものを捉え、都市と自然の中間的存在として砂状の素材を用いている。
ドローイングを元に線を盛り上げて描くシリーズとパステルを用いた作品を展開する。
登場する生きものたちは、目まぐるしく変化する時代と交錯した社会を見つめる自分自身であると同時に、鑑賞者自身として描き出される。

プロフィール詳細はこちらから

開催概要

山田美優 個展
「Nowhere Land」

会場:biscuit gallery 
会期:2025年10月11日(土)〜10月26日(日)
時間:12:00〜19:00 ※月〜火休
入場:無料
主催:biscuit gallery

オープニングパーティー:10月11日(土) 16:00-19:00
※作家が在廊します。どなたでもご参加いただけます。

カテゴリー
Exhibition

森ゆらら 個展「夢」/ Yulala Mori “DREAM”

biscuit gallery は、2025年9月20日(土)より、現代美術作家の森ゆららによる個展「夢」を開催いたします。

2024年1月以来、森 ゆららにとって2回目となる個展となる本展は移転後の新宿スペースで開催されます。

「夢」

ロマンティックな音楽と共に、
アトリエから森へと旅に出た
音は絵の具の星になって空にちらばった
月を飛び越える大鷲
笑う馬
楽園いっぱいに咲く花の香り
私は気持ちのいい風を吹かせたい。
大好きなルソーに愛をこめて!

森ゆらら

 

森ゆらら《楽園を夢見るモルデカイ》 1455×1120×35mm Oil on canvas 2025

森ゆらら《Cleopatra kick》 273×220×35mm Oil on canvas 2025

新進気鋭の作家森ゆららが作り出す展示空間に、是非ご期待ください。

オープニングパーティー:9月20日(土) 16時〜19時
※作家も在廊いたします。

アーティストプロフィール

森 ゆらら | Yulala Mori

1996年 東京都生まれ
2020年 東京藝術大学絵画科油画専攻 卒業
2022年 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程第一研究室 修了

主に油画、水彩画を制作している他、立体作品、大型ネオン管アート等、自由な表現方法で制作活動を行う

ロマンティックな映画、音楽、芸術、書籍、人、自然、宇宙から受けたインスピレーションをリスペクトの精神と純粋な愛情をもってロマンティックなストーリーを想像し、独自の色彩感覚でアートとして表現
日々、最高の作品を作ることを目指している

またロマンティックな芸術や人が世界に溢れたらもっと楽しい世界になると考える『世界平和プロジェクト』を主宰
WACKO MARIAのグラフィックや旗艦店 PARADISE TOKYO内のアートワークを手掛け、ブランドの世界観をよりロマンティックに反映する重要な役割を担っている

プロフィール詳細はこちらから

開催概要

森ゆらら 個展
「夢」

会場:biscuit gallery (新宿)
会期:2025年9月20日(土)〜10月5日(日)
時間:12:00〜19:00 ※月〜火休
入場:無料
主催:biscuit gallery

オープニングパーティー:9月20日(土) 16時〜19時
※作家も在廊いたします。