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ナカバヤシアリサ|Nakabayashi Arisa

ナカバヤシアリサ|Nakabayashi Arisa

Profile

ナカバヤシアリサ|Nakabayashi Arisa

1992年 東京都新宿区に生まれ
2017年 多摩美術大学 美術学部絵画学科 油画専攻 卒業
2018年 相模原にある共同スタジオ「LION」加入
2022年 相模原にある共同スタジオ「アトリエボイス」で制作中

主な展示歴

〈個展〉
2019 「Cross Section Portrait」 / LAUNCH PAD GALLERY / 横浜
2022 「静かなる森」 / BankART Under35 2022 / 横浜
2023 「A地点から」 / ビーク585ギャラリー / 大阪
2023 「指先を見る」 / KATSUYA SUSUKI GALLERY / 目黒
2023 「絵画に向けてのZ軸」 / Gallery TK2 / 日本橋
2023 「自己の背の色を知らない」 / Gallery TK2 / 日本橋
2023 「交雑するエノコロ」 / TS4312 / 四谷
2024 「Days to come」/ 寶藏巖國際藝術村 / 台北
2024 「縮図の拡大図」/ ギャラリーヴァルール / 愛知
2024 「Days to come」/ 横濱ゲートタワー1F Start Gallery 2+4 / 横浜
2024 「project N」/ 東京オペラシティ / 新宿
2025 「scope」/ Gallery TK2 / 日本橋
2025 「あなたの風景」 / TS4312 / 四谷

〈グループ展〉
2023
2015 「メンヘラ展special」 / TAV GALLERY / 阿佐ヶ谷
2016 トーキョーワンダーシード / トーキョーワンダーサイト / 渋谷
2022 Idemitsu Art Award展2022 / 国立新美術館 / 六本木
2023 FACE展 2023 / SOMPO美術館 / 新宿
2023 Now You Know!Vol.3 / Whimsy Works Gallery / 台北
2023 WHAT CAFÉ EXHIBITION vol.25 / WHAT CAFE / 天王洲
2023 face to face Vol.III / Bunkamura Gallery 8 / 渋谷
2024 KONSHIN / gallery UG Tennoz / 天王洲
2025 現代と人間の交差点 / SH GALLERY / 渋谷
2025 アライブ!展 / BankART Station / 横浜
2025 grid4 / biscuit gallery / 渋谷
2025 PARTY vol.1 / 大丸東京ART GALLERY / 東京
2025 植物に関する全て / Alpha Contemporary / 三田
2025 女の子展 / KURUKURU / 別府
2025 別府×相模原クロッシング / 清島アパート / 別府
2026 不穏遊戯 / Gallery MEME / ソウル

レジデンス

2019 BankART AIR 2019 / BankART Station / 横浜
2024 AIR 台北 / 宝蔵巌国際芸術村 / 台北
2025 清島アパート長期滞在プログラム / 清島アパート / 別府

受賞

2016 トーキョーワンダーシード 入選
2022 BankART Under35 選出
2022 100人10 選出
2022 Idemitsu Art Award 青木恵美子審査員賞 受賞
2022 FACE 2023 入選

Statement

抽象はより生々しい現実なのか。
絵画なのか滲み(にじみ)なのか。
ナカバヤシはスムースな支持体の上に、オートマティズムと素早いブラシストロークで森や川にも見える滲みのようなものを描く。

道に出ないようにと不自然にカットされた街路樹は誰もその声に耳を傾けてもらえなかった彼女に、庭園を流れる水は人から守られ暗闇を出ることのない彼に、一見すると風景画にも見える絵が生々しい人々のリアルとして表現されている。そこに描かれたものは、鑑賞者のバックグラウンドや世の中の課題によってたえず変化し、絵画の身体を経験させ他人の痛みを想像させる装置となり得る。

私は幼い頃から日本という国で女性として生きてきて、癒しがたい肉体の苦しみを感じてきた。
その傷を癒すための作業なのか、それとも今助けを求めている人に手を差し伸べるためなのか。

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田野 勝晴|Katsuharu Tano

田野 勝晴|Katsuharu Tano

 

Profile

田野 勝晴|Katsuharu Tano

1997年 北海道生まれ
2023年 武蔵野美術大学造形研究科修士課程美術専攻油絵コース卒業

主な展示歴

〈個展〉
2025
「Luminas」Ach so ne、北海道
2024
「光の子どもたち」コートギャラリー国立、東京
2022
「ほしのあめのもりのつぶ」Kibitaki Hütte、北海道

〈グループ展〉
2023
「SHIBUYA STYLE vol.17」西武渋谷、東京
「エピソードone vol.2 次世代アーティスト11人展」阪急梅田百貨店、大阪
「第22回アートギャラリーホーム展」チャームスイート四谷、東京
「2022年度武蔵野美術大学卒業・修了優秀作品展」武蔵野美術大学美術館、東京
「もやい.next」横浜市民ギャラリーあざみ野、神奈川

Statement

現実社会を見れば、論理的に割り切れない事象や、簡単に解決することのできない問題に溢れています。しかし、それらの解決のための追求が、いつの間にか排他的なものへと反転し、新たな分断を生み出していることにも気づかされます。
私が制作という行為を続けることを選んだ根底には、それがそうした間(あわい)にとどまることであり、答えの出ない問いに向き合うことを許された場所であると感じたからなのかもしれません。
絵の具を薄く溶き、滲みや重力を利用して偶発的な複雑さを作ることができたとき、あるいは、たっぷりの絵の具同士をぶつけて引き延ばすことで生まれる色彩の美しさに、息を飲むことがあります。それは自然の美しさに抱く感覚にとても似ており、けれど同時に、偶然だけで出来上がる画面に対する不安のような感覚から、その画面を不透明色で覆い隠すという過程を経るようになりました。
それは、人が自然の美しさに同時に畏れを抱いたり、相反する合理性にも美しさを感じたりするという矛盾の相似なのだと思います。
そのような制作の変遷を経て、画面の中で偶然性を取り入れつつ、PCとプロジェクターを介入させることで、恣意性をある程度分断させるという手法に至りました。
自分の手仕事以外の要素を介入させることによって、偶然性を必然に反転させつつ、そのあわいの残像を同時にとどめようと試みたとき、ほんの少し、自分が生きている現代をそこに投影できたという感覚がありました。
そして、そもそもなぜ自分はそのような対称の融和を望んでいるのかという疑問から翻り、制作という極めて個人的で、ある意味排他的な営みが、社会を見つめる俯瞰的視点へと反転していることに気づかされました。
私にとって制作とは、社会の問題や、その中で生きる私自身の感情や葛藤に対して、肯定でも否定でもなく、しかし投げやりにもならず、向き合い続けるという態度なのだと思います。

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