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【News】岡田佑里奈 Yurina Okada「Art Fair Tokyo2022」参加のお知らせ

biscuit galleryマネジメント作家の岡田佑里奈が2022年3月に開催される「Art Fair Tokyo 2022」プロジェクツ・ブースに出展いたします。

開催期間は2022年3月11日(金)から13日(日)までの3日間です。<10 日(木)は招待日>

【テーマは「Art, art, ART」】
地政学的、そして世代的にも我々は変化の真っ只中にいるように感じます。
抑圧された生活により、社会分断が深まった地域もある一方、
資産価格高騰により、一種の躁状態も引き起こしております。
このように価値観が多様化する中、マーケットで取り上げられる既存のアートや新しく生まれてくる表現も多くの形を見せています。

このように表現を通して、変化し、多様化している世界の価値を体感できるのが、アートの素晴らしさです。この多様なアートの中でも、確かなものを皆様に御提供する「アートフェア東京 2022」のテーマは「Art, art, ART」。

AFT2022 Yurina Okada

岡田佑里奈《Dream in out 041》2021年 162×130×8cm

【アーティストプロフィール】

岡田佑里奈|Yurina Okada

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1995年9月 兵庫県出身
2018年3月 京都造形芸術大学 卒業
2020年3月 京都造形芸術大学修士課程 修了

岡田佑里奈の作品は絵画、そして写真の領域を横断しながら次世代にあるべき平面作品の可能性について問いを投げかけます。草花や同世代の女性を被写体にした写真を転写の技法によって平面化し、そこに現れたクラックに塗料を流し込むというプロセスを経過する彼女の作品は、写真と絵画の双方の工程を含みながらも、しかしそのどちらにも傾かず、それらはむしろ物体の強度と精緻さを手仕事によって丹念に突き詰めるという、どこか工芸的な性格を伴いながら新しい領域を示唆しています。その固有のマチエールはロシア・アバンギャルドの作家らのような、表面効果への工夫を思い起こさせる一方、岡田が作品について「全ては朽ちていく、という考えがある」と話しているように、そこには岡倉天心が茶湯文化に指摘した「不完全性の美」のような茶湯的、日本的な美学にも通ずる精神があると言えるでしょう。

 

【開催概要】

Art Fair Tokyo 2022

会場:東京国際フォーラム ホールE/ロビーギャラリー
東京都千代田区丸の内3-5-1(Google Map
開催日時:2022年3月11日(金) − 13日(日)<10 日(木)は招待日>
詳細/チケット申込:https://artfairtokyo.com