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宮内柚|Yuu MIYAUCHI

宮内柚|Yuu MIYAUCHI

 

 

Profile

宮内柚|Yuu MIYAUCHI

1996年 千葉県生まれ
2021年 多摩美術大学絵画学科版画専攻 卒業
2023年 多摩美術大学大学院美術研究科絵画専攻版画研究科 修了

主な展示歴

個展

2024年
「重なるようにする」(gallery closet、東京)
2023年
「そっちと、ここ」(アートの買える駅のカフェYAMANOTE LINE MUSEUM、東京)

グループ展

2025年
 「PATinKyoto京都版画トリエンナーレ2025」(京セラ美術館、京都)
2022年
 「FACE2023」(SOMPO美術館、東京)
2021年
「”the sight of the stars makes me dream”’」(アートサロン SCENE、東京)
「NAKAZURI GALLERY」(YAMANOTE LINE MUSEUM、山手線列車内)

AWARD

2024年 9月 「第9回山本鼎版画大賞展」 入選
2023年  2月「FACE2023」大島徹也 審査員特別賞
2021年 10月「第8回山本鼎版画大賞展」入選
2019年 12月「第44回全国大学版画展」 優秀賞

Concept

版表現に内在する複製性と、描画における一回性との交差を起点に制作を展開している。筆致による描線を版に転写し、シルクスクリーン技法を通じてイメージを反復・変奏的に展開することで、単一の画面に複数の層や時間が交差する絵画空間の構築を試みている。また、制作プロセスの中に偶発性を積極的に取り込むことで、「絵画を描く」という行為そのものをあらためて問い直している。

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【個展】菅野湧己|Wakumi Kanno「気配」

新宿区に構える現代アートのコマーシャルギャラリーbiscuit gallery(新宿)では、2026年4月11日(土)より、現代美術作家、菅野湧己による初個展「気配」を開催いたします。

2026年3月、東京藝術大学美術学部先端芸術表現科を卒業したばかりの新進気鋭の作家、菅野湧己による初の個展を開催いたします。

菅野は、誰もが目にしたことのある製品パッケージやラベルを、あえて「糸」という素材のみを用いて再構築する手法で制作を続けています。一見するとポップでキャッチーなその佇まいは、私たちの日常に溶け込む親しみやすさを携えています。しかし、その中空の造形から浮かび上がってくるのは、私たちが日々繰り返している「消費」という行為の残像です。
本展のタイトル「気配」が示すように、そこに実体としての「物」はありません。しかし、糸によって縫いとめられた作品には、かつて誰かがその物に触れ、消費し、生活を営んだ痕跡が宿っています。本来、記号として消費されるはずのパッケージが、機能を失い糸の集積へと変容したとき、それは私たちに何かを問いかけるような、主体性を帯び始めます。

作家にとって初の個展となる本展。素材としての糸が紡ぎ出す繊細なラインと、その周縁に漂う「気配」が重なり合うとき、鑑賞者それぞれが、日常の裏側に潜む何かに心が動かされることでしょう。

私は、記録されなかった記憶の気配を縫っている。

消費され、使われ、やがて手放されていくものたち。
それらの形は、設計やデザインとして制度のなかに残される。
しかし、それに触れていた感覚や記憶は、どこにも保存されない。

私が縫うのは、残らなかったものたちである。
機能を終えた物の構造を、糸のみで縫いとめるとき、
本来の役割は失われ、形だけが空間に残る。

そこには、かつて触れられていた身体の痕跡が、
かすかにとどまっている。

やがて形すら失われ、
輪郭がほどけていくこともある。
具体性を失ったあとにも、わずかな痕跡は漂い続ける。

それは、形を持たない記憶の状態である。

本展「気配」は、
制度に保存されなかったそれらの残存を、
空間に縫いとどめている。

 

菅野湧己|Wakumi Kanno

【開催概要】

菅野湧己 個展「気配」

会場:biscuit gallery(新宿)
会期:2026年4月11日(土)〜4月19日(日)
時間:13:00〜19:00  ※月曜・火曜休み
オープニングパーティ:4月11日(土)17時〜20時 ※どなたでもご参加出来ます。
作家在廊日(予定):4/11(土),12(日),18(土),19(日)、平日は未定。
入場:無料
主催:biscuit gallery
備考:作品のお問い合わせはギャラリーまでお願いします。