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展覧会「Serendipity Vol.6」DAFT about DRAFT FLAGSHIP STOREのご案内

biscuit galleryは、DAFT about DRAFTとのコラボレーション企画「Serendipity Vol.6」を、2026年3月5日(木)より開催いたします。

2024年夏開催のスタートから回を重ね、今回で6回目を迎える本プロジェクト。biscuit galleryが提唱する「art & living」の視点を、表参道の「DAFT about DRAFT FLAGSHIP STORE」という洗練されたライフスタイル空間の中で具現化する試みです。biscuit galleryが培ってきた新進気鋭のアーティストとのネットワークと、空間を鮮やかに彩るキュレーション力を活かし、アートと生活空間が溶け合うことで生まれる「豊かな日常」を提案します。

今回は、異なる背景と技法を持つ3名のアーティストによるグループ展を開催いたします。

参加作家

黒田恭章|Yasuaki Kuroda Profile

美術家であり、染織家としても活動する黒田の作品は、素材そのものが持つ質感や光の反射を巧みに操ります。伝統的な技法と現代的な感性を交差させ、空間に静謐な奥行きをもたらす彼の作品は、住まう人の心に穏やかな安らぎを灯します。

舟橋磨里乃|Marino Funahashi Profile

物質的な画面構成によって、鑑賞者へ静かに問いかける現代美術家。素材の重なりや質感が放つ確かな存在感は、DAFT about DRAFTの重厚なプロダクトと対峙することで、空間に心地よい緊張感と対話を生み出します。

沼舞子|Maiko Numa Profile

「見え方/捉え方」をテーマに、独自の視点から世界を再構築する画家。静かな色面や瑞々しいストローク表現は、私たちの暮らしに新しい発見をもたらします。

三者三様の表現が、DAFT about DRAFTのプロダクトと共鳴し、新たな「Serendipity(素敵な偶然)」を紡ぎ出します。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

概要

タイトル:Serendipity Vol.6
会場:DAFT about DRAFT FLAGSHIP STORE
(〒150-0001東京都渋谷区神宮前4-9-8)
TEL:03-6721-1521
入場:無料

会期:2026年3月5日(木)~5月12日(火)
時間:11:00〜19:00(水曜日定休)

参加作家:
黒田恭章|Yasuaki Kuroda、舟橋磨里乃|Marino Funahashi、沼舞子|Maiko Numa

協力:biscuit gallery
問い合わせ先:DAFT about DRAFT (https://daft-about-draft.com)
TEL:03-6721-1521
Email:store@daft-about-draft.com
備考:全ての展示作品は販売いたします。詳細は店舗までお問い合わせください。

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Artists

舟橋 磨里乃|Marino Funahashi

舟橋 磨里乃|Marino Funahashi

Profile

舟橋 磨里乃|Marino Funahashi

1989年 愛知県出身
武蔵野美術大学大学院 造形研究科デザイン専攻 空間演出デザインコース修了。

主な展示歴

個展

2026
『あわいに触れる』阪急メンズ大阪 Contemporary Art Gallery/大阪

2025
『消えゆく輪郭』名古屋三越栄7F 美術サロン / 愛知
『Inner Elements』EVERANDART / 東京

『RAIN』ALLDAY GALLERY / 東京
『Unseen : Quiet Landscapes within』KARUIZAWA NEW ART MUSEUM WHITESTONE GALLERY1.2/長野
『視線の対話』WORLDTIMES/兵庫

2024
『玉響の庭』gallery201/東京

DESIGNART TOKYO 2024 企画展 渋谷西武ショーウインドウ/ 東京

2023
『曖昧美』MA5 GALLERY /東京

DESIGNART TOKYO 2023 個展 SieMatic 青山 / 東京


2022
『色の記憶』ALLDAY GALLERY / 東京

『CONFRONT』MONKEY GALLARY 個展 /東京

『CONFRONT』MONCKY GALLERY/TOUK

Statement

濾過される知覚 — 記憶の循環と共存の風景

過ぎた時間が宿していた確かな情景や物質は、やがて循環の中で輪郭を失い、薄れてゆく。
視線の先に見たものだけを取り入れ、反芻させながら美化し、記憶として沈澱していく。

私たちは今、視覚情報が光速で消費される時代を生きています。
記号化された情報過多は、事物の実在感を希薄化させ、私たちがひとつの「モノ」と深く対峙する時間を奪い去っていくように思います。
私は、自身の「記憶がエピソードとして保持されない」という特性を、情報の濾過と捉え直し、「何があったか」ではなく、脳に残留した色彩や質感、すなわち「感覚の骨組み」として昇華します。
そして、その描かれた断片を再び知覚し、新たな記憶として蓄積していくこのプロセスを「記憶の循環」と考えます。

このプロセスは、言語化できないもの、画面上では捉えられない物事の多くを内包しており、身体的な筆致とマチエールを重なりは、その場の光を受けるアナログな時間の厚みを画面に留める試みでもあります。

具体的な具象が消えたあとに現れる「非在の存在」としての空白。本展のテーマでもある『あわいに触れる』は 形と形の間、現実と記憶の間、そして物と自己の間に生じる言葉以前の領域であり、そこに優しく触れる試みです。

多様な要素が境界なく共存し、調和する風景が広がっている「象徴的抽象」として構築された画面が、鑑賞者の内奥にある曖昧な記憶と接続され、失われつつある「内なる静寂」と向き合う機会となることを願っています。

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