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青木 美紅/Miku Aoki

青木美紅/Miku Aoki

撮影:平林岳志

Profile

青木美紅/Miku Aoki
1996年 栃木県生まれ
2020年 多摩美術大学絵画学科油画専攻

Concept

18歳のある日、母親から、自身が両親に切望されて配偶者間人工授精で産まれてきた子供であることを知らされる。また、世界初のクローン技術で生まれた羊の「ドリー」と自身が同じ年に生まれたことを知り、以降、自身を含めた「選択された生」にまつわる偶然と必然、与えられた祝福と呪詛について考察を続ける。
世界初の人工授精を行った18世紀イギリスの外科医ジョン・ハンターの研究していた奇形動物、生命の発生や突然変異などと現代の生命医療の可能性を重ね合わせる。

多摩美術大学在学中、あいちトリエンナーレ2019に最年少で招聘作家として出品。2020年3月同大学卒業。2019年3月にはゲンロンカオス*ラウンジ新芸術校第4期金賞受賞し、6期ではゲンロン新芸術校に体制変更後講師を務めた。
現在はイギリス(リバプール)の、デジタル文化を探求しアートと映画の展示を行う複合施設FACTにて来年2022年2月まで展示中。

主な展示歴

2021年 Future Ages Will Wonder,
イギリス(リバプール),FACTにて開催中
www.fact.co.uk/event/future-ages-will-wonder
2020年 初個展「ʻʼzoeʻʼ」BLOCK HOUSE(原宿)
2020年 NADiff Window Gallery展「1996120519691206」(恵比寿
2019年 あいちトリエンナーレ2019「1996」名古屋市美術館