biscuit gallery×NISO (ロンドン) コラボレーション展「bridge」
渋⾕区松涛⽂化ストリートに構える現代アートのコマーシャルギャラリーbiscuit gallery(渋⾕区松濤)では、ロンドンに拠点を置くギャラリーNISOとのコラボレーション展「bridge」を開催致します。
会期は2025年1月30日(木)から2月16日(日)まで。
会期初日の2/1(土)にオープニングパーティーを開催します。
時間は16:00-19:00、どなたでもご参加いただけます。
ぜひご参加ください。
オープニングパーティー参加作家:上田真央香、田中嵐、那須佐和子
昨年2024年9月に、biscuit galleryマネージメント作家である那須佐和子の海外初の個展がNISOで開催されました。
詳細:https://biscuitgallery.com/sawako-nasu-vestige/
about NISO:
2021年に設立。次世代の才能を支援するとともに、近年見過ごされてきた20世紀のアーティストたちの遺産の再発見を目指す。ロンドン中心部に位置し、アーティストやエステート、提携ギャラリーとのコラボレーションを通じて、個展や世代を超えた対話を展開するためのダイナミックなプラットフォームを提供しています。
今企画ではNISOとコラボレーションし、biscuit galleryからは東京/ロンドンを拠点とし活躍する日本人作家を、NISOからはロンドン/ヨーロッパ圏を拠点とし活躍する海外作家を、グループ展形式で紹介します。
参加作家 :
<biscuit gallery>
上田真央香 | Maoka Ueda
1996年兵庫県生まれ。ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズの Foundation course、 チェルシー・カレッジ・オブ・アーツの Graphic Design and Communication 学科 にて、5 年間ロンドンでアート & デザインを学ぶ。
Lea Embeli
1994年セルビア、パンチェヴォ生まれ
2018年ベオグラード藝術大学応用芸術学部応用絵画学科修士課程 修了
2021年東京藝術大学油画研究科に研究生として留学
2023年 2 度目の修士課程に進学
酒井建治 | Kenji Sakai
1996年生まれ。主に油絵や版画、立体作品など様々なメディアを用いて制作を行っている。集団や個人の存在とその変化について探求し自己認識を深めている。図形を用いた表現や、社会や感情といったものにも形を与えて再解釈を行う。現在、ロンドンを拠点に活動中。
鈴木秀尚 | Hidetaka Suzuki
1986年 北海道生まれ
2014年 武蔵野美術大学大学院造形研究科修士課程美術専攻油絵コース修了
近年は、アメリカ、イギリスなど海外にも活動の幅を広げている。
田中嵐 | Arashi Tanaka
2000年 福岡出身
2022年 多摩美術大学 環境デザイン学科建築専攻卒業
2024年 University of the Arts London ファインアート学科修了
那須佐和子 | Sawako Nasu
1996年東京都生まれ
2021年東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻 卒業
2023年東京藝術大学大学院美術研究科修士課程油画第一研究室 修了
2024年9月にNISO (ロンドン)にて初の海外個展開催。
<NISO>
Daniel Brusatin
1988年コロンビア生まれ。
フィレンツェの美術アカデミーで彫刻を専門に学び、素材や制作技法への興味から、デザインと応用美術の第2学位を取得するためミラノへ移動。ブライアン・クラークのもとで働き、ステンドグラス、陶芸、建築芸術指導を受ける。
Jean-Philippe Dordolo
1981年フランス・オレンジ生まれ。現在、イギリス・ロンドンを拠点に活動。
「グロテスク」を主なテーマとし制作。空間の操作や曖昧な物語を駆使することで、孤立、変容、知覚の脆さといったテーマを探求している。
Guy Haddon-Grant
1986年イギリス生まれ。カンバーウェル・カレッジ・オブ・アートで学び、その後2年間フィレンツェでルネサンス期の巨匠たちとその技法を研究。木炭、キャンドルの煤、蝋、プラスター、鋼、木材を使用し、互いに物語を語り合う作品を制作している。
Nicky Hodge
セントラル・セント・マーチンズでファインアートと批評学を学び、制作を開始。2015年にはゴールドスミス・カレッジでファインアートの大学院ディプロマを取得し、同時に政府芸術コレクションのキュレーターとしても仕事をする。2018年以降、フルタイムで制作活動に専念している。
Mateo Revillo
1993年スペイン生まれ。現在はパリを拠点に活動中。
現代の抽象表現だけでなく、古代や地中海文明にも触発されており、神秘的で不確かな領域の中で作品が展開されている。原始的なフレスコ画からミニマリストが提唱した矩形フォーマットの打破までを結ぶ広大な時間軸を辿りつつ、混沌とした、即時的で野性的な世界を喚起する。
Uchercie
ロンドン大学ゴールドスミス校でファインアートのMFA(修士号)を取得。個人写真集『Unconsciously』を出版し、アルル国際写真祭、アート・バーゼル、サマセット・ハウス、サーチギャラリーを含む世界各地のギャラリーでの展示歴を持つ。認知アーキテクチャ、集合的主体性、サイバネティックなフィードバック、そしてスピリチュアリティの交差点を探求する。
C. Lucy R. Whitehead
1991年英国リバプール生まれ。現在、ロンドンを拠点として活動。カンバーウェル・カレッジ・オブ・アートでドローイングの学士号(BA)、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートでペインティングの修士号(MA)を取得し、同校でバジル・H・アルカジ奨学金を受賞。
biscuit gallery、そしてNISOにとっても初となるギャラリーコラボレーション展となります。
東京とロンドンに橋をかける本展、是非ご高覧ください。
この度、biscuit gallery初となるギャラリーコラボレーション企画としてNISOと協働できる運びとなり、大変光栄に思います。
今回「bridge」と名付けたのは、単にロンドン↔︎東京という我々ギャラリー2拠点間の話だけではなく、この展覧会による美術発展の交換もイメージしたからです。インターネット(オンライン情報交換)の普及により世界は狭くなったとはいえ、オフラインで直に、生に情報を受け、体感・交換することの意義は、2025年を迎えた今でも大きいと考えています。
この橋をかけるのは私たちギャラリーですが、参加する作家、そして鑑賞いただく皆様には、この橋から望む新たな景色の中に、またその先に、未来の美術発展を各々、自由に展望し楽しんでいただける。そんな機会となりましたら幸いです。biscuit gallery ディレクター
開催概要
biscuit gallery×NISO コラボレーション展
「bridge」
会場:biscuit gallery 1〜3階
会期:2025年1月30日(木)〜2月16日(日)
時間:13:00〜19:00 ※月〜水休
入場:無料
主催:biscuit gallery
協力:NISO
参加作家:
<biscuit gallery>
上田真央香、Lea Embeli、酒井建治、鈴木秀尚、田中嵐、那須佐和子
<NISO>
Daniel Brusatin、Jean-Philippe Dordolo、Guy Haddon-Grant、Nicky Hodge、Mateo Revillo、Uchercie、C. Lucy R. Whitehead
オープニングパーティー
2/1(土) 16:00〜19:00
どなたでもご参加いただけます。