トモトシ/Tomotosi
プロフィール
トモトシ
豊橋技術科学大学を卒業後10年近く建築/都市計画に携わる。
2014年より映像インスタレーション作品を発表。
2020年より西荻窪にトモ都市美術館(現TOMO都市美術館)を企画運営。主な展覧会に「ヘルニア都市」(TOMO都市美術館 2020)、「有酸素ナンパ」(埼玉県立近代美術館 2019年)、「あいちトリエンナーレ2019」(豊田市 2019年) 、「tttv」(中央本線画廊 2018年)、がある。
作家ステイトメント
ぼくは「都市空間や公共ルールに歪みを生むアクションを行い、人の動きが変容する瞬間を記録する」ことで制作をしている。 アーティストとしてのこの態度は、デザイナーとして建築/都市計画に長年携わって辿り着いた、「建築や都市の完璧なデザインはありえない」という結論から育まれている。人間の、無限にある感情や振る舞いを余さず取り込んで形態化することは不可能なのだ。
都市はもともと不完全なものなのだと分かったときから、都市の使い方自体を更新していくことに関心が移った。それ以来ぼくはデザイナーを辞め、アーティストとして新しい都市の使い方の開発を目論んでいる。