Lea Embeli
- English
- 日本語
- 中文
Profile
Lea Embeli
1994年 セルビア、パンチェヴォ生まれ
2017年 ベオグラード藝術大学応用芸術学部応用絵画学科 卒業
2018年 同大学修士課程 修了
教育・科学・技術開発省とセルビアの若い才能のための財団より奨学金を授与される。
2021年 文部科学省の奨学金を得て、東京藝術大学油画研究科に研究生として留学
2023年 2 度目の修士課程に進学
主な展示歴
2017年
「This changes everything」ニシュ・アート・ファウンデーション, ニシュ・セルビア
2018年
「Festum」学生文化センター, ベオグラード・セルビア
2019年
個展「Out of touch」Ostavinska ギャラリー, ベオグラード・セルビア
2020年
「私的価値」スイスレジデンス, ベオグラード・セルビア
「芸術の秋ビエンナーレ」ソンボル・セルビア
個展「どう思う?」X Vitaminギャラリー, ベオグラード・セルビア
2021年
「第 51 回芸術サロン」国立美術館, パンチェヴォ・セルビア
2023年
「どこにいても、そこが家」 JR 上野ギャラリー, 東京
「未来展」日動画廊, 東京
「Watowa Art Award」Watowa Gallery, 東京
2024年
「Shibuya Awards」Hillside Terrace Annex-A, 東京
「grid next」biscuit gallery,東京
受賞歴
2018年
アレクサンダル・トマシェヴィッチ賞
応用絵画分野 ULUPUDS賞
2020年
ヴチュコヴィッチ賞受賞
2024年
Shibuya Awards, 今村 有策賞
Concept
私の作品は、女性の身体、人工知能、そして芸術における歴史的表現との複雑な関係を探求するものである。AIの画像生成技術を用いることで、古典絵画における伝統的な女性の描写がどのように変容し、認識できないほど歪められ、意図的に認識の境界を押し広げることができるかを調査する。
出来上がったイメージは意図的に素朴で不穏なものとなり、従来の美とアイデンティティの概念に挑戦する。この方法により、歴史的な女性の芸術的表象やAI技術そのものに埋め込まれた偶発的な象徴性や内在する偏見と向き合うことができる。各々の歪んだ姿は暗号となり、美術史から現代に至るまでの女性の姿にまつわる規範や期待に疑問を投げかけ、鑑賞者を誘う。
My work is an exploration of the intricate relationship between the female body, artificial intelligence, and historical representation in art. Through the use of AI image-generating technology, I investigate how traditional depictions of women in classical paintings can be transformed and distorted beyond recognition, intentionally pushing the boundaries of recognition.
The resulting images are deliberately unsophisticated and unsettling, challenging conventional notions of beauty and identity. This method allows me to confront the contingent symbolism and inherent biases embedded in historical artistic representations of women, as well as in AI technology itself. Each distorted figure becomes a cipher, inviting viewers to question the norms and expectations associated with the female form from art history to the present day.