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biscuit gallery is a commercial gallery to handle led
by a young writer of domestic and foreign contemporary art.

 

フカミエリ / Eri Fukami

Profile

フカミエリ / Eri Fukami

大阪生まれ。
2024年 東京藝術大学美術学部絵画科油画選考 在学中

主な展示歴

【個展】
2023
「ファース・オブ・フィフス」銀座蔦屋書店, 東京
2022

「fictional reality. 」biscuit gallery, 東京
「You know who I am」MEDEL GALLERY SHU, 東京

【グループ展】
2024
-「grid3」biscuit gallery, 東京
-「ART ARTKOBE-Art Sticker SELECTION-」大丸神戸店 9階, 兵庫
-「キュレーター×現代アート」ASTER Curator Museum, 石川2023
-「もしもし、こんにちは」アーツ千代田3331, 東京
-「Calendula」GALLERY ROOM A
-CHAINGTING GALLERY PRIZE 2023」長亭ギャラリー, 東京
-「SHIBUYA STYLE vol.17」西武渋谷B館 8階美術画廊, 東京
2022

-「フカミエリ特集展」仙台 Gallery A8T, 仙台
– biscuit gallery first anniversary exhibition「grid」biscuit gallery, 東京
-「You know who I am」MEDEL GALLERY SHU, 東京
-「fictional reality.」biscuit gallery, 東京
-「One FACE 2022」ロイドワークスギャラリー, 東京
-「CHAINGTING GALLERY PRIZE 2022」長亭ギャラリー, 東京
-「ブルーピリオド展〜アートって才能か?〜」寺田倉庫G1ビル, 東京
-「Post Image」ASTER gallery, 石川
-「二次元派展」代官山ヒルズフォーラム, 東京
-「SHIBUYA STYLE vol.16」西武渋谷 美術画廊オルタナティブスペース, 東京
長亭GALLERY展2022」長亭GALLERY, 東京
2021
– 「曖昧なうねり」Meets Gallery, 東京
-「YOUNG ARTISTS SHOW 2021」仙台 Gallery A8T, 仙台
2018
– 「族」 新宿眼科画廊, 東京
2017
-「1000 年前の唾液の化石のような」”meee” Gallery Tokyo, 東京
-「わかる/わからない絵画」新宿眼科画廊, 東京
-「絵なんて描きたくない」The Artcomplex Center of Tokyo, 東京
2016
 「xxxx you!」新宿眼科画廊, 東京

受賞歴

2024
「東京藝術大学油画卒業生制作学内審査展」取手市長賞
「アーツ前橋美術館」作品収蔵
2023
「anonymous collection」大賞
2022
長亭GALLERY展2022」人気賞
2021
「長亭GALLERY展2021」奨励賞受賞
「WATOWA ART AWARD」青井茂賞・家入賞受賞
「シェル美術賞2021」入賞
「ミス iD2021」(um!ち家) 芸術賞受賞 
2020
「FACE2021」 入選
2019
「アートオリンピア 2019」
2016
「トーキョーワンダーウォール」 入選

Concept

自分と世界における「こころの在りか」をテーマに制作している。
人間の意識を作っているのはなんだろうか。とある瞬間に、デジャヴを感じたり。夢の中で何度も繰り返される光景を見たり。「なにか」に出会って感動したり。私達が、意識せずとも。こころが、感情が、記憶が、私よりも正確に「世界の在りか」を教えてくれる。

Overviews

フカミエリは絵画について、また現代に生きる自分にとって可能な絵画について、美術の系譜のみならず自身の時代や社会、文化を踏まえながら模索し、実践しています。

シンプルな顔つきの、どこかヘタウマの流れを感じさせる人物が描かれた作品の多くは、作家の身の回りの出来事、家族や他者との関わり、恋や自分が見た夢といったパーソナルな世界を描いたものだと本人は語ります。

日常における疑念や気づき、私たちが日々生きていく中で向き合ってく曖昧で微妙な内面の運動を捉え、かつ幻想性を交えた絵画化するフカミエリの姿勢は、キルヒナーやムンクといった表現主義の画家らを連想させるでしょう。

しかし本人は美術の系譜を物語る側に立つことより、むしろ恋や自然の摂理を歌い上げたヘレニズム文学のようにあくまでも生活者の側に立ち、そこにあるリアリティを絵画として提示することをモットーにします。

だからこそ、フカミエリの作品は同時代の感性に呼応し、日常をあらためて観照させるきっかけとなる力を持つのではないでしょうか。